ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する「Neural Network Console」は、プログラミングのコードを書くことなく、機械学習のモデルの作成から予測までを実行できるサービスです。Neural Network Consoleを使用すると、クリック操作のみで自由にモデルを作成できます。
今回はチュートリアルを参考に進めていきます。
まずは、Neural Network Consoleのアカウントを作成した後、ログインすると画像のようなダッシュボードの画面になります。
左の欄から「プロジェクト」を選択すると、プロジェクトの一覧を確認できます。今回は「tutorial.basics.01_logistic_regression」を選択します。
この画面では、今回使われているモデルの内容を確認できます。このチュートリアルでは手書き文字認識のデータセットであるMNISTの中から、4と9を判別する1層のネットワークが用意されています。モデルを変更した場合は、ここで左のタブから追加したい層をクリックすることで追加できます。
上のタブの中から「データセット」を選択すると、今回使用するデータを確認できます。
モデルの内容と使用するデータを確認できたので、右上の「実行」をクリックして学習を開始します。
上のタブから「学習」を選択すると、学習結果を確認できます。グラフを見ると学習がうまくできていることを確認できました。
最後に
今回はソニーネットワークコミュニケーションズのNeural Network Consoleで手書き文字認識のモデルを学習させてみました。Neural Network Consoleはクリック操作のみで自由にモデル作成もできるので、興味のある方はぜひ試してみてください。