株式会社ニューフォリアは6月から、デジタルサイネージ視聴分析ソリューション「Vision Eye(ヴィジョン・アイ)」の画像認識エンジン(CV:Computer Vision)において、株式会社NTTドコモが提供する「ドコモ画像認識プラットフォーム」の顔認証機能を採用し、精度の高い視聴分析サービスの提供を開始することを発表した。
同プラットフォームの顔認証機能は米RealNetworks社のAI(人工知能)顔認証エンジン・ソフトウェア「SAFR」を搭載し、業界最高水準の認識精度と認識スピードを誇る。
従来のデジタルサイネージでは視聴者に関する情報が他メディアと比較し極端に少なく、投資効果がわかりにくいという問題点があった。「Vision Eye」は、デジタルサイネージのディスプレイに取り付けたカメラから取得した情報を解析し、定量的な視聴者数の把握ができる。また、視聴者属性の把握やコンテンツがターゲットにリーチしたかを検証できる効果測定も可能だ。
本サービスを活用することで、従来のOOH(Out of home:家庭以外の場所で展開するメディアの総称)メディアでは取得が困難であった視聴データを可視化でき、コンテンツごとの視聴者属性を把握できる。そのため、Webのように効果的なメディアやキャンペーンの運用を実現可能だ。また、視聴データはディスプレイの設置位置や角度などをチューニングし、デジタルサイネージの効果最大化を図るためのガイドとしての役割も果たす。
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