自治体の半数「ワクチン接種は年内に終わらない」見通し示す

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株式会社JX通信社は4月22日、ニュース速報アプリ「NewsDigest」内で提供している「AIワクチン接種予測」の精度向上を目的に、1700超のすべての基礎自治体を対象に実施した独自調査の結果を発表。

「AIワクチン接種予測」は人工知能(AI)技術を活用しており、年齢や居住する地域などを入力すると、それぞれ接種の機会が回ってくる時期を判定できる。本予測でも接種一巡が2022年までかかると予想された自治体もあるという。

日本政府は65歳以上の高齢者向けのワクチン接種を4月12日から開始すると方針を示したが、大半の自治体は4月12日より後に接種開始を予定している。具体的な時期をまとめると、5月上旬開始がもっとも多く、次いで5月中旬、4月下旬に開始するとわかった。

その理由としては、ワクチンの供給だけではなく、医師・看護師ら医療従事者の調整に7割弱の自治体が時間を要していることが挙げられる。前回の調査では97%の自治体が調整中と回答しており、2ヵ月経ってなお29%の改善に留まっている。実際、自治体へのアンケートでは「医師・看護師不足」「接種会場を取り仕切る人手不足」などの声が多数寄せられたという。

このような状況を踏まえて、16歳以上の住民全員が2回のワクチン接種を終える時期の想定については、半数の自治体が「年内には終わらない」と回答した。前回のアンケートでは23%のみが年越しに言及していたので、約2ヵ月の間に状況が変わり、2倍に増えたと言える。

アンケート回収期間は4月8日〜4月16日。アンケート対象は全国1741自治体。アンケート回答は570自治体。

新型コロナワクチン接種時期をAIで予測、2022年までかかる自治体も?

また、JX通信社は4月12日、全国で新たに開始される高齢者向けのワクチン接種にあわせ、「AIワクチン接種予測」を大幅にアップデートしたと発表。すでに試したことのある人も予測結果がどのように変わったのか、改めて確認することを推奨している。

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