こんばんは、ひろきです。
最近はInstagramやSnapchatなど。動画の投稿に力を入れているソーシャルメディア、たくさんありますよね。若年層での人気も強く、新しいサービスも次々と増えてきています。
今後もビジネスへの動画活用はいっそう進んでいくと言われてますが、とはいえ自前で作ろうとするとコストと時間がかかりすぎてなかなか…。 なんですよね。
そんな中、ある台湾の会社がこれまでの動画作成の課題を解決しうる 新しいサービスを提供しようと試みています。今回はこちらのサービスのご紹介を。
世界初?AIが簡単に動画を作成してくれる革新的ツール『GliaStudio』
“GliaStudio” は、文章や記事をもとに要約動画を自動作成するAI。2015年に設立されたGliaCloud社が開発を行っています。
動画化したい記事をインプットすると、
- 自然言語処理アルゴリズムで内容を全体的に確認し、主要な議題を把握 (コンテンツ分析)
- ソーシャルメディアで対象のトピックスを見つけ、関連する補足資料を収集 (ソーシャルオピニオン分析)
- 記事の概要をまとめ、動画用スクリプトを生成 (要約生成)
- 記事の内容から直接、又は公的な情報源から自動的に選択したビデオクリップ、写真、インフォグラフィックを入手。それらを組み合わせて動画を作成 (動画化)
という流れを経て専用の動画がアウトプットされます。
作成だけで終わらない!作った動画のフィードバック解析もAIで
なんとこの『GliaStudio』。アウトプットされた動画の閲覧数や閲覧者からのコメントなどの細かいフィードバックデータの追跡、分析までもAIが担当。
さらに学習を重ねることで、制作する動画をどんどん最適化していってしまうんだとか。
制作者もユーザーも何も気にすることなく、(ほぼ勝手に)視聴率&視聴後のアクション最適化が進んで行く。と。もはや僕ら人間は何したらいいんでしょう?て話ですねこれ。
「テキストニュース記事 ⇒ 動画作成」の簡易化を実現
現在のところ、GliaStudioはニュースの動画作成に特化して開発されているらしく、あくまで「ニュース記事」のインプットにより作動するよう。
元ネタの出処はわかりませんが、ベータ版GliaStudioで作られた動画には以下のようなモノも公開されていました。
残念なことにまだベータ版しかないのですが、GliaCloud社の公式サイトやYouTubeで試作動画の閲覧は既に可能。
さらにGliaCloud社のサイトではデモ版の利用の申し込みが、なんと現在でも可能だったりします。
本リリース後の展開とはなりますが、スタートすると有料版と無料版が提供される予定。サービス使用ごとの料金支払いモデルと、動画から出た利益を分割するモデルが用意されるんだとか。ワクワクしますね。
まとめ
「動画」というものは、文面よりも消費者へ直接視覚的に訴えることができるから効果的である、と GliaCloud のCOOは言いいます。 動画のスムーズな再生が可能な環境が整備されている今、これは一番の強みですね。
動画の持つ特性をフルに活かし、トレンドのトピックやニュースをショートな動画にして誰もが観れるようになったら。。。
僕らも含めたニュースメディア界隈は、ちょっと賑やかな騒ぎになりそうですね(苦笑)
まだまだ不明な部分は多いですが、非常に完成版が非常に待ち遠しい、AIによる未来ツールの紹介でした。
ではまた。