AIで骨材を判別 コンクリートプラントに導入可能 判別正答率は99.5%以上

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⽇⼯株式会社(以下、日工)は、コンクリートプラントに導入可能な画像認識AIによる骨材判別システム「骨材判別AI」を開発した。半年以上にわたるテスト運用を経て、3月から1号機の本格運用を開始した。

コンクリートは構造物の基礎など社会インフラを支える重要な材料だ。主に水・骨材(砂利や砂などの総称)・セメントで構成されており、製造過程では指定した配合で正確に練り混ぜることが求められる。

生コンクリート製造過程において、プラント受材設備へ骨材を受け入れる際、オペレーターや作業員の操作ミスで意図しない貯蔵場所に骨材が供給される場合がある。大量の骨材を抜き取る必要があり、破棄しなければならない場合もあったとのこと。日工はこのような課題を解決するため、「骨材判別AI」を開発した。

「骨材判別AI」システム全体イメージ図

「骨材判別AI」は主にカメラとPC(AIモジュール)で構成されており、受材設備に受け入れられた骨材を判別する。AIが正しいと判断した場合は受け入れを継続し、誤りと判断した場合は人が正誤を確認する。

教師あり機械学習で実施した実証実験では、7カ月間の判別正答率は99.5%以上だったという(※)。日工はすべてを「AI」の判別に委ねるのではなく、「人」と「AI」がダブルチェックすることで、製造過程におけるシステム全体の正確性が増し、誤投入の大幅な減少につながるとしている。

(※)判別骨材および判別正解率は一例であり、データの質によって結果が異なる場合がある

実証実験における「骨材判別AI」判別状況

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