NTTデータ先端技術、ノーコード開発に対応する機械学習プラットフォーム「Dataiku」販売開始 ビジネスユーザーでもクリック操作だけ

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画像はUnsplashより

NTTデータ先端技術株式会社は11月30日、Dataiku Pte LtdとAI・機械学習プラットフォーム「Dataiku(データイク)」の販売代理店契約を締結し、12月1日より提供開始すると発表した。

「Dataiku」は、データソースへの接続からデータの準備、AIや機械学習モデルの構築に加え、分析アプリケーションの開発と運用までをひとつのソリューションとして統合させた、オールインワンのAI・機械学習プラットフォーム。

プログラムコードの知識がなくても使えるノーコード・ローコード開発にも対応しており、GUI(※)で直感的な操作ができる。

(※)GUI(Graphical User Interface):グラフィックベースでコンピューターを操作できるインターフェース。

技術的な専門知識がない一般的なビジネスユーザーでも、クリック操作だけでデータにアクセスして分析したり、AIを業務に組み込み活用したりしやすくなる。

AI・機械学習モデルの予測結果の根拠などをレポーティングする機能も提供しているため、AIを使った意思決定も支援できるという。

また、ノーコード・ローコード・フルコードをサポートしているため、一般的なビジネスユーザーから、技術分野でコーディングに取り組むユーザーまでひとつのプラットフォーム上でシームレスに連携可能。

従来は担当業務や技術領域の違いにより分断していたツールやプロセスを統合し効率化できるため、データおよびAIの活用における生産性の向上につなげられる。

加えて、すべてのデータの変更履歴や変更過程、依存関係の追跡、データ・プロジェクトに対するきめ細かなアクセス制御、監査など企業が求めるセキュリティとガバナンスを確立できる。

企業内のさまざまな部門や役割のユーザーがひとつのプラットフォーム上で、日常的かつ容易にデータやAIにアクセスできるため、組織全体で効率的なデータおよびAIの活用が実現可能になるという。

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