ニュース記事特化の自動要約AIを公開、日本テレビやドコモが共同開発

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日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)は、株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズ(以下、フォアキャスト)と、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と共同開発した「自動要約AI(β版)」(以下、自動要約AI)をリリースしたと1月12日に発表した。登録・利用ともに無料。

自動要約AI」は、ニュース記事要約に特化したサービスだ。最大5000字のテキスト原文から、30〜500字の要約文を生成する。

画像左エリアに文章をコピー&ペーストして右端の「テキストを要約する」ボタンをクリックすると要約文が作られ、生成文もすぐにコピーできる

要約のタイプは生成・抽出の2種類から選べる。生成タイプは要約文の語尾にアレンジを加え、抽出タイプは原文からピックアップした要約文を作成する。

自動要約AIは文字数指定機能に加え、「タイトル機能」や要約位置をハイライトで可視化する「位置特定機能」を備えている。

タイトル機能は、任意のタイトルに関連する要約文を作成するというもの。要約したい文章のタイトルを入れると要約の精度がアップするという。
タイトルの入力は任意

画像のように原文から抜き出した箇所を青色、要約文で新たに追加した要素は黄色で可視化

リリースによると、「タイトル機能」や「位置特定機能」は国内初(2021年12月21日時点、ドコモ調べ)とのことだ。

日本テレビとドコモは2019年から共同実証実験を開始。日本テレビが持つ20万件近い過去記事と、報道担当者が人力で要約したデータセットを学習させ、精度向上に取り組んできた。サービスの提供はフォアキャストが担う。

今後は利用ユーザーからのフィードバックをもとに分析・改善をすすめ、2022年度に商用サービス提供開始をめざす。ニュース記事の要約作業は専門的なスキル・知識が必要なうえに作業量が多い。本取り組みを通じて作業効率化を図り、メディアの働き方改革に貢献していくという。

>>プレスリリース