AIが献立・栄養管理を支援するアプリ「おいしい健康」が、一人ひとりのユーザーに最適な栄養バランスの献立を提案する「A.I.おすすめ献立」機能を正式リリースした。
「A.I.おすすめ献立」機能は、ユーザーの健康状態や食の好みに合わせてパーソナライズした、最適な栄養バランスの献立をAIが提案するサービスだ。約1万品の管理栄養士監修レシピと約50万件の疾患別献立データを活用して、AIが献立を提案する。
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利用ユーザーからは「夫が心筋梗塞になったため、塩分、コレステロール等を管理するため使い始めました」「自己流ではかなり献立決めが難しくワンパターンになりがちなので助かります」などの声が寄せられ、iOSのApp Storeでは評価4.4(2021年9月29日現在)と、高評価を得ている人気アプリだ。
疾患別献立データは、現在はがんや高血圧をはじめ、過敏性腸症候群(IBS)、産前産後、肌荒れなどといった56種類の健康状態と疾病に対応する。アプリを運営する株式会社おいしい健康によると、いずれも各学会の診療ガイドラインに準拠し、エビデンスに基づく食事管理をサポートするという。
対応テーマは次のとおり。今年9月から、手作りだと栄養バランスが偏りがちといわれる離乳食の支援も対応した。
- 一般の方の健康的な食事ダイエット
- 健康診断で気になる数値がある方(血糖値、血圧など)
- 糖尿病(2型)
- 高血圧
- 脂質異常症
- 高尿酸血症
- 貧血
- ニキビ
- 肌荒れ
- 妊活
- 低栄養予防
- がん治療中の方(食欲不振、消化不良、味覚変化など)
- 乳がん
- 妊娠中(初期、中期、後期)
- 妊娠高血圧(中期、後期)
- 妊娠糖尿病(初期、中期、後期)
- 妊婦健診(体重の増加が気になる方、血圧が気になる方、血糖値が気になる方)
- 産後(母乳・混合栄養・ミルク)
- 離乳食
- 慢性腎臓病(CKD) ステージ1、2、3a
- 透析中の方
- 胃炎
- 消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)
- 逆流性食道炎
- 痔
- 慢性便秘症
- 潰瘍性大腸炎(寛解期)
- クローン病(寛解期)
- 過敏性腸症候群(IBS)
健康状態のパーソナライズ・献立の提案とあわせて自動で献立の栄養価を計算し、食事あたりのエネルギーや塩分量などを見える化する。
「冷蔵庫にある食材を使いたい」「お腹の具合が良くないのでさっぱりとした食事を食べたい」といったニーズをふまえた提案も可能だ。
この献立機能はメンバーシップ会員(1ヶ月プラン:780年/月、12ヶ月一括プラン:580円/月)が利用可能だ。ダウンロード直後からは2週間のお試し無料期間がある。利用形態などの詳細は公式サイトを参考されたい。
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