オプト、広告クリエイティブの要素を自動タグ付けする「Auto Tagging AI」を開発

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オプトのエンジニア組織「Opt Technologies」のAI系のR&Dチームは、広告クリエイティブを自動分類する「Auto Tagging AI」を開発。広告クリエイティブの運用改善を高速化する仕組みを構築した。

広告クリエイティブ分析にかかる工数の大幅な削減を実現し、広告の費用対効果を向上を目指す。

Auto Tagging AIとは?

Auto Tagging AIは、過去の制作知見に基づくクリエイティブ要素を自動分類し、即時に広告効果と紐付けた分析ができる。

同じ商品の広告クリエイティブでも、商品を手に持った画像なのか、商品を置いた画像なのかなど、過去の制作知見を基に、広告効果に相関性のある業種別に抽出した各20以上のタグ要素を自動分類が可能。

分類精度は9割を超え、人の目で分類した場合とほぼ変わらない精度で分類できる。

Auto Tagging AIにより、クリエイティブの運用において大きな業務割合を占める分析業務の約30%が削減され、クリエイティブ運用改善を高速化できるという。

今後、Auto Tagging AIを活用し、過去制作分を含む数万~数十万本のクリエイティブを要素分類し、クリエイティブ分析のためのデータ基盤を構築していくという。

広告運用周りのサービスは、サイバーエージェント、電通が広告の効果予測ツールを発表するなど、広告会社が相次いで参入している。

Source:オプト、独自開発のAuto Tagging AIにより、広告クリエイティブ運用改善の高速化を実現