パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は2023年3月14日、共栄火災海上保険株式会社に社内問い合わせ向けAIチャットボット「WisTalk(ウィズトーク)」を納入したと発表した。
回答まで時間がかかり、営業店を待たせることも
導入前は共栄火災海上保険営業サポートグループの担当者12名に対し、1000名を超える営業担当者からの照会が寄せられており、コロナ禍前は朝から晩まで問い合わせの電話がなり続けている状態だった。必然的に回答まで時間がかかり、営業店を待たせることも多々あったという。
問い合わせのなかには規定集など社内資料に記載のある内容についての照会も一定数含まれており、限られた人数で営業サポート業務を推進するためにも、定型的な照会への対応を自動化していく必要性があったとのこと。
定型的な照会は減少し、全体の1%ほどに
導入後は周知活動が進んだことから月平均でおよそ9100件の利用があり、定型的な照会は以前より減少し、全体の1%ほどになったという。「よくある照会」を自身で調べて解決できるようになり、問い合わせ内容が一歩進んだものになったとのこと。
社内問い合わせ向けAIチャットボット「WisTalk」
「WisTalk」は、社内ポータルサイトやWebサイトに導入したチャット画面上のAIと会話することで、AIが質問を理解し最適な回答を即時に自動回答するサービスだ。これまで人が対応していた日々発生する電話やメールなどの問い合わせ対応業務を自動化することで、夜間や休日も含めた24時間365日(メンテナンス時を除く)対応が可能になり、業務効率化と顧客満足度の向上を目指せるという。
■社内問い合わせ向けAIチャットボット「WisTalk」
https://www.panasonic.com/jp/business/its/wistalk.html
■共栄火災海上保険株式会社
https://www.kyoeikasai.co.jp/index.html
■パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
https://www.panasonic.com/jp/company/pstc.html
問い合わせ https://it-sol.jpn.panasonic.com/public/application/add/1649
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