小学生の保護者の8割「プログラミングは将来役に立つ」、「学校の授業だけで良いのか」など不安も

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画像はUnsplashより

株式会社ToLicoは2021年12月21日、小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した「子どものプログラミング学習」に関する調査結果を発表した。

調査概要は以下のとおり。

  • 【調査期間】2021年11月26日(金)~2021年11月27日(土)
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査人数】1,004人
  • 【調査対象】小学生の子どもを持つ保護者
  • 【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

8割以上がプログラミングは将来役に立つと思うと回答


「プログラミングは、将来役に立つと思いますか」と質問すると、83.9%が「思う」と回答した。

また、「子どものうちからプログラミングに触れることは必要だと思いますか」という質問には、9割以上の人が「とてもそう思う(40.5%)」「少しそう思う(53.2%)」と回答した。

プログラミングが必要だと思う理由を聞くと、「将来の可能性が広がりそうだから」「思考の方法としては役立つと思うから」などの回答が得られた。

  • 出来る事が増えるのは将来の可能性が広がりそうだから(30代/女性/パート・アルバイト)
  • 子どもの頃の方が柔軟に知識を吸収出来そう(30代/男性/会社員)
  • 将来、プログラミング能力なしでは生きていけなさそう(40代/女性/会社員)
  • 将来SEの職に就かないとしても、思考の方法としては役立つと思うから(50代/女性/会社員)

6割以上がプログラミング学習内容を把握できていない事実


「小学校でのプログラミング学習の内容について、どれくらいご存知ですか」という質問には、6割以上の人が「あまり知らない(42.4%)」「全く知らない(22.6%)」と回答した。学習内容を把握していない人が多いことがわかる。

小学校のプログラミング学習に対して保護者が抱える不安 「学校の授業だけで良いのか」


「お子さんが小学校でプログラミング学習をすることに対して不安はありますか」という質問には、3割が「とても不安(4.3%)」「少し不安(27.8%)」と回答した。小学校でのプログラミング学習に不安をいだいている保護者は少なくないことがわかる。

「具体的にどのような不安がありますか?(複数回答可)」と質問したところ、「学校の授業だけで良いのか(53.4%)」「自分の子どもがついていけるのか(45.7%)」「学校の先生のプログラミングの教育レベルは十分なのか(39.1%)」などの回答が得られた。

8割以上が大学共通テストで情報教科が追加されることを「知らない」と回答


小中学校ではプログラミングが学習方法の一環として取り入れられるが、高校の授業では科目として新しく追加される。さらに2025年から大学入学共通テストにも追加される。

そこで、「2025年から大学入学共通テストで情報教科が追加されることをご存知ですか」と質問した結果、83.1%の人が「知らない」と回答した。

追加科目に関して不安なことを聞くと以下のような回答が寄せられた。

  • プログラミング学習についていける教諭の育成がそんなに短期間にできるのか。教えることができるのか。保護者としては不安不満に感じます(30代/女性/公務員)
  • 勉強しなければいけないことが多くなり、部活など他のこととの両立ができるか、勉強内容についていけるか(40代/女性/専業主婦)
  • どのように親がサポートしてあげられるか不安(40代/男性/公務員)
  • 学校によってICT環境の格差がある可能性があるのではないか。学校の環境に左右されず、家庭でも子どもの能力を伸ばせる工夫を取り入れていかねばならないと考えます(40代/男性/会社員)

また、「小学校の授業以外でのプログラミング学習の場があれば、利用したいと思いますか」と聞くと、7割以上が「とてもそう思う(17.3%)」「少しそう思う(53.5%)」と回答した。

自身がプログラミング教育を受けたかった人は約3割


「自身がプログラミング教育を受けることができなかったことに対して、悔しい(受けたかった)と思ったことはありますか」と聞くと、32.4%の人が「ある」と回答した。

本調査では、プログラミングは将来役に立つため今のうちから触れさせておく方が良いと考える親が多いことがわかった。一方で、プログラミング学習について内容を把握している人は少ないことや、プログラミング学習に対して不安を抱く人が多いことも判明した。

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