コロナ禍のマスク不足を3Dプリンターで解消、商用利用も可能な新たな取り組み

PITATT
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今現在も新型コロナウイルスが世界各地で流行しているが、なかでもマスク不足は機器メーカーが専用ラインを増設するなど、各国対応に追われている状況は徐々に改善しつつあるもののまだ続いている。

そんななか、デザイン専攻の大学院生たちが3Dプリンターで出力できるフィルター搭載形のマスクデータを無料公開した。

マスクが要らなくなる日を願って

“PITATT 3D print mask“ 2020 © IJU / IJU channel, Tsukasa / WKWK-3D

この活動を始めたのは、大学院でデザインを専攻している学生2名、新型コロナによる全国的なマスク不足で気軽にマスクを使用できなくなったという。

同じ思いをしている人がいるであろうとの思いから、3Dプリンター技術を使い、フィルターだけを取り替えることで持続的に使用できるマスクを製作した。

「PITATT 3D print mask」と名付けられた3Dマスクは、インナーとアウターの2パーツでフィルターを挟み込み、ワンタッチで固定する形になっている。耳にかける紐は結び目を付け、V字構造にひっかけるだけでオリジナルマスクが完成する。
自分でフィルターを装着する形になっており、ガーゼ、ティッシュや市販マスクの一部など、手元にある素材を活用できる。使用後はフィルターを取り外し、マスクも丸洗い可能のため衛生的だ。

クレジットを表示することで商用、非商用問わず、再配布、改変、販売できる。ライセンスの種類はCC BY-SA。また、データの改変を伴う二次利用も可能となっている。この場合はCC BY-SAのライセンスに基づいて、変更内容とクレジットを明記する必要がある。

クレジットは以下の通り

“PITATT 3D print mask“ 2020 © IJU / IJU channel, Tsukasa / WKWK-3D
Source: https://www.rootech360.com/
License: Licensed under CC BY 4.0

マスクのフィードバックはSNSで受け付けており、今後も改良等を続けていくとのことだ。

このプロジェクトを応援したいと思った場合、Amazonギフト券などで15円から支援もできる。支援金はWebサイトのサーバー代、3Dプリント代を払うためのモチベーションアップのものに使用されるという。

民間から3Dプリンターを使い、世の中に発信できるようになった現代の可能性は無限大である。

プロジェクトサイト