電通、朝日新聞社ら、イスラエル企業とAIカメラを活用したスポーツ映像配信の共同実証実験を開始

このエントリーをはてなブックマークに追加

アマチュアスポーツ試合の映像化、ローカルスポーツコンテンツのビジネス化に向けて、AIを活用した実証実験がスタートする。

実証実験は、朝日放送グループホールディングス株式会社、西日本電信電話株式会社、株式会社朝日新聞社、株式会社電通、株式会社日宣、Pixellot Ltd.(ピクセロット)の計6社によって共同で実施される。

Pixellot Ltd.は、AIを用いてスポーツの自動中継を実現するカメラシステムを手がける、本社をイスラエルに構える企業だ。

撮影コスト約10分の1に。AIによる自動撮影や編集機能を備え、高解像度の撮影を実現

実証実験で利用されるのは、Pixellot Ltd.が開発した円柱状の無人撮影カメラ。AIによる自動撮影や編集機能を備え、高解像度の撮影が可能だ。

スタジアムなどの競技施設に設置し、AIが自動でカメラワークを行うことで撮影コストを約10分の1に抑えられるという。また、動画内や動画と動画の合間に広告を自動挿入することも可能だ。

サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど12競技の撮影に対応しており、「オートプロダクション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような自然なカメラワークだという。

5G時代へ向けてスポーツ映像配信の可能性を検証

インターネットの普及やスマートフォン、タブレット、VRゴーグル等のさまざまなデバイスの登場により、時間や場所を選ばないライブやオンデマンドで楽しめるスポーツ観戦の多様化が進んでいる。

そして、今後到来する動画視聴環境がさらに進展する5G時代。観戦スタイルに合ったスポーツ映像コンテンツの供給、スポーツ映像配信ビジネスの可能性を検証していくとして、共同実証実験は開始される。

さらに数年、数十年後、テクノロジーによって今よりも多くの業務が代替されたとき、1日8時間という働き方も変わるかもしれない。エンターテイメントとしてのスポーツの可能性に大いに期待したい。