AIによる姿勢診断、オンライン診療・カウンセリングにも対応

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Posen株式会社は7月29日、AIによって現代人が抱える身体の悩みの原因を分析し、オンライン診療やカウンセリングに対応する「Posen」を開発したことを発表した。

長時間のパソコンやスマホの使用による姿勢の歪みは、首、肩、腰、膝の痛みなどの症状を引き起こし、自律神経にも影響を与えるなど、現代人の多くが抱える問題である。

肩こりや腰痛はビジネスシーンにおいても、年間約6兆円にものぼる経済損失を引き起こすと試算されており、今後さらに経済的損失は増していくと考えられている。

姿勢診断システム「Posen」は、スマートフォンやiPadのカメラで写真を撮るだけで、AIが患者の姿勢や身体の歪み、関節の可動域を数値化する。また、QRコード・画像読み込み機能やカルテシステムも搭載。医師と患者の連携のほかに、患者が事前に情報を入力したり、医師がLINEやメールを通じて、診断結果や改善方法のアドバイスなどを瞬時に送信することもできる。

現在は、介護施設などへの訪問リハビリなどで使用されている。Posenは、より対面に近い確かな情報で、医師と患者がコミュニケーションをとれるシステムの開発を進めていく。

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