福井の地元企業12社がAI活用を推進、裏にはソニーの予測分析ツール

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日本は現在、人口減少や高齢化をはじめとする社会課題を多く抱え、課題先進国と呼ばれている。なかでも、都心部への労働力流出が進む地方の課題はとくに顕著であり、テクノロジーによる課題解決が急がれている。

福井県においても、人手不足や都市との格差などの課題に悩まされている。そこで、福井県内の地元企業がAIによる課題解決のヒントを得るべく福井新聞社・電通・レッジが共同で開催したイベントが「THINK AI」だ。

本稿ではイベントの様子を抜粋してお届けする。

AIプロジェクトを自社で立ち上げるためのワークショップ

今回参加した12社は、クリーニング店を営む企業や、古紙回収を行う企業など、いずれも福井県内で事業を営んでいる。参加企業が目指した目標は、自社でAIプロジェクトを立ち上げることだ。

本イベントは7、8、9月に一回ずつ、計3回。各回では主に以下を行なった。

DAY1:AIの基礎理解セミナー、自社課題発見ワークショップ
DAY2:Prediction Oneを用いた体験型ワークショップ
DAY3:自社で行うAIプロジェクト案の発表

DAY1:AIの基礎理解セミナー、自社課題発見ワークショップの様子

DAY2では、ソニーネットワークコミュニケーションズが当面は無料として提供している予測分析ツール「Prediction One」を用い、実際に予測分析を行うワークショップを行った。

関連記事:予測分析ツール「Prediction One」をソニーが無償提供。導入後は38倍の作業効率化

ワークショップにPrediction Oneを選んだ理由

本ワークショップでは、短い期間で実用的なAI活用の知見を体験してもらうべく、簡単に操作できるツールを使い、ビジネス実装まで見込めるツールを体験してもらう必要があった。

近年、プログラミング不要でモデルが組めるGUIツールなどが数多くリリースされているが、Prediction Oneを使用した主な理由は、実用的かつ手軽に扱える点である。

データさえ揃えられれば、解約率の予測や、故障予測、価格推移の予測などさまざまな予測分析が可能となる点が強みで、業界、職種を問わず活用が見込めるツールとなっている。

また、実際に企業が本ツールを活用している事例もあり、試験的な運用に限らず、現場への実装も可能。まさに、プロジェクト化を目指す本イベントにうってつけのツールである。

<Prediction Oneの特徴>

  • 専門知識が不要で、ワンクリックで学習・分析ができる
  • 自動モデリングで高精度な予測が可能
  • 予測結果に対する影響度が可視化されることで、予測の理由がわかる
  • クラウドではなくデスクトップやノートパソコンで動くためデータのアップロードに時間がかからない。また、社外にデータを送信する必要がない
<活用事例>

  • 各見込み顧客の成約確率を予測し、成約角度の高い営業先を選定
  • 入電数予測による、コールセンター業務のシフト最適化
  • 完成前の製品の特性を予測し、開発や製造を効率化
  • 周囲の雨量や天気から河川の氾濫を予測

AIプロジェクト化に向けて行なったワークショップ

今回のワークショップでは、複数のお題とそれにまつわるデータを事前に準備し、参加者に提供した。お題の例としては、「とある八百屋における、明日売れるトマトの売上予測」といったような、身近に感じられるテーマを選んだ。

ワークショップの流れとしては以下のとおり。

①学習用と予測用のデータをcsv形式で参加者に配布
②参加者がデータをPrediction Oneにアップロード
③用意されたデータのなかで、精度に寄与しそうなカラムを選択し、モデルを作成
④結果画面から、カラム(項目)の寄与度や精度を確認

参加者は③,④を繰り返し、どんなインプットをするとどんなアウトプットが返ってくるのかを学ぶ。たとえば、「トマトの売上には、Aという値は強く関係しそうだが、Bという値はそこまで関係なさそう」といった感覚は、分析に適用するカラムをクリックで選択することで、手軽に変更することができる。

学習・分析がワンクリックで終えられるため、事前にツールの使用方法は説明せず、参加者はその場で使いながら覚えていくことができた。

また、一度やり方を覚えてしまえば、同じ手法で別の予測分析を行うこともできる。実際に後日、Prediction Oneを使用し、自社データを活用して予測分析をする参加者もいた。

Prediction Oneが可能にしたこと

本ワークショップでPrediction Oneを使用したことで、大きく2つの気づきがあった。

ひとつは、参加者にとってツール利用のハードルが下がったことである。技術ハードルが下がり、エンジニアでなくてもモデルが作れるような動きが広がってはいるものの、それらを実際に触ってみるというハードルの高さは拭いきれない。

しかし、一度ツールを体験してみると、AIがどのような課題を解決可能で、どのような課題解決は苦手なのか、勘所を掴めたという参加者がほとんどだった。予測だけでなく、画像認識や自然言語処理を行うために、自主的に別のツールを使ってみるといった動きも見られた。

Prediction Oneを使うなかでは、日々の業務では聞きなれないであろう単語も出てくる。たとえば、”寄与度”や”Precision”といった単語は普段使う単語ではない。しかし、ツールを触りながら意味を知ることで、こうした単語に詰まることなくツールを使いこなせる。

2つ目は、データ収集の難しさとその重要性に参加者が自ら気づいたことである。今回のワークショップでは、サンプルデータとして運営であるレッジから4種類のデータセットを提供した。

しかし、参加者が自社で予測分析を行うためには、自社のデータを一定量整理した状態で準備する必要がある。予測分析をするためにはこんなデータが必要そうだ、と見立てを立てることができたことも、Prediction Oneによってもたらされた成果であったように思う。

AI活用のハードルを取り除くPrediction One

Prediction Oneには、多くのチュートリアルとサンプルデータが用意されている。データが綺麗に整っていないという人は、サンプルデータを使っていくつか予測分析をしてみるといろいろな発見がありそうだ。

Prediction Oneに用意されているサンプルデータ(チュートリアル)。様々な活用シーンを想定できる

また、予測分析をしてみたい題材を持っているのであれば、今あるデータでまずは分析してみる、というのも良いかもしれない。自社業務に関わるデータでも良いし、個人的なデータでも予測分析は簡単に行うことができる。

専門家でなくても手軽に使えるため、これからAIを活用していこうと考えている企業にとっては、最初に使ってみるべきツールといえるだろう。一通り動かしてみればAIに対するリテラシーの向上にもつながる。

予測分析はリスクの低減、オペレーションの最適化、収益の拡大など、あらゆる業界に適用可能だ。導入事業成長に大きな影響を及ぼす要因を見つけ出したり、現実的な数値目標の設定をしたりするという活用方法もあるだろう。

ツールは当面の間は無料提供される。 興味がある方は使ってみてはいかがだろうか。