Preferred Networksがディープラーニングを活用した外観検知ソフトウェアをリリース

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Preferred Networksは、ディープラーニング技術を利用した外観検査ソフトウェア「Preferred Networks Visual Inspection」を開発し、2018年12月からパートナー企業へのライセンス提供を開始すると発表しました。

Preferred Networksが開発した外観検知AI

Preferred Networks Visual Inspectionは、これまでのディープラーニングを用いた外観検査の課題を解決する外観検査ソフトウェア。

これまでPreferred Networksが取り組んできたディープラーニングフレームワーク「Chainer」の開発や、交通システム、製造業、バイオヘルスケアへのディープラーニングの応用によって開発されたモデルが活用されているとしています。

これまでのディープラーニングを活用した外観検査ソフトには、

  • 数千万単位の学習用データが必要
  • 画像処理エンジニアによる学習支援が必要
  • 検査結果に至る過程がブラックボックス

などの課題がありました。

Preferred Networks Visual Inspectionでは、学習ワークステーション、検査機PC、撮影装置、可視化・操作UIなどを必要条件に応じてカスタマイズが可能。GPU版異常検知ソフトウェアもオプションでつき、さらなる高速検査も可能になるとのこと。

※Preferred Networksプレスリリースより

これによって運用のシンプルさ、精度、コストを両立し、これまで導入がかなわなかった製造ラインにも導入が可能とのこと。ほかにも、以下の特徴があるといいます。

  • 少量の学習データ(良品画像100枚と不良品画像20枚から)で検査ラインを短期立ち上げ
  • 金属・プラスチック・布・食品など、さまざまな素材・形状に柔軟に対応
  • キズ・異物・汚れなど異常箇所の可視化による高い説明性
  • エンジニアでなくても誰でも簡単に利用可能

CEATECの新製品セミナーにて製品発表予定

IoTとディープラーニングの融合によりイノベーションを起こそうとしているPreferred Networks。

今回発表された外観検知ソフトウェアも、製造業に新たなインパクトを与える技術のひとつであり、ほかの企業も研究開発を進める分野です。その中で、Preferred Networksがどのように他企業と差別化を図り、イノベーションを起こしていくのか、要注目です。

10月18日に幕張メッセでおこなわれるCEATECで、ソフトウェアの製品発表をおこなうそう。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Source:深層学習による高精度な外観検査ソフトウェアをリリース