6種類の似顔絵を作成できるAI、30分以上かかる作業が約30秒に

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​株式会社ラディウス・ファイブ(RADIUS5)は5月25日、人工知能(AI)を用いて6種類の似顔絵を生成する新サービス「Portrait Drawer(ポートレイト ドロワー)」をリリースしたと発表。



公式サイトより

「Portrait Drawer」は、数多くある似顔絵需要に応えるために開発したという。ビジネスユースでは芸能人の似顔絵制作や名刺、チラシ、パンフレットなどでの利用、コンシューマーユースではSNSのアイコンや結婚式のウェルカムボード、寄せ書きやノベルティへの印刷などで利用できる。

公式サイトより

1回のAIの処理で6種類の似顔絵を生成できる。顔を中心に512×512pxのサイズで正方形に切り抜いた似顔絵を5種類に加え、おまけとして人物が全体的に写る領域で切り抜いた1種類の合計6種類の似顔絵を生成する。最初に2種類のAIで似顔絵を生成しつつ、後工程でトーンやカラー化などの画像処理を自動で実行し、6種類の似顔絵を生成している。

一般的に、本AIと同じように写真を元にしてイラストレーターが似顔絵を作成すると30分〜数時間程度の時間がかかるという。本AIでは写真をドラッグ&ドロップして30秒程度待つだけで似顔絵に変換できる。似顔絵への変換が早いことはもちろん、デザイナーでない人でも簡単に似顔絵を作成できる。

公式サイトより

似顔絵制作をアウトソースすると、一般的には手作業の場合は数日程度の納期と数千円以上の予算が必要になる。本AIでは月額無料のエントリープランの場合、480円で6種類の似顔絵を生成できる。サブスクリプションに加入している場合は10クレジットで利用可能で、ライトプランは実質240円、プロプランは実質99円、メガプランは実質80円で利用できる。

※サブスクリプションでは、プランごとに毎月の支払金額と付与されるクレジットの量が異なるため、実質的な金額が変わる(上位プランに加入するほどボリュームディスカウントがある)。

本AIは独自のAI技術(Deep Learning)を用いて開発しており、写真と似顔絵の両方をデータとしてAIに与えることで、写真と似顔絵の対応関係を学習した。写真全体が持つ特徴と局所的な部分の特徴を混合して処理するように学習することで、個人の特徴を捉えつつ全体として完成度が高い似顔絵の生成可能になる。なお、本AIは顔写真を似顔絵に変換できるので、顔が映っていない写真やイラストをアップロードしても適切な変換はできないという。

>>ニュースリリース

AIがアニメを高解像度に変換 HDは4Kに、フルHDは8Kに

ラディウス・ファイブが手がけるサービスのなかでは、アニメを4K化、8K化できるAI「AnimeRefiner」の注目度はとくに高かった。独自のAIモデルによって、アニメを縦横4倍のサイズに高解像度化できるものだ。

同サービスは、ディープラーニングを活用することで、従来の画像を引き伸ばして中間を補間する変換(アップコンバート)技術では不可能だった、高品質な状態での高解像度化を実現する。HDサイズのアニメなら4Kサイズ以上に、またフルHDのアニメなら8Kサイズにまで変換できる。

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