画像はぱくたそより
2021年9月1日のデジタル庁設置に象徴されるように、コロナ禍でITの活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が加速している。デジタルネイティブと呼ばれる20代は、DX推進をどのように捉えているのだろうか。
株式会社学情は9月9日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動においてDXを意識しているのか調査した結果を発表した。
就職活動「企業がDXを推進していると志望度が上がる」約半数
「企業がDXを推進していることを知ると志望度が上がる」と回答した学生は49.6%。約半数はDXに取り組む企業に好感をもっていることがわかった。「企業の成長には、DX推進が不可欠だと思う」「デジタル技術やデータを駆使することで、よりニーズに合ったサービスが提供できると思う」などの声が挙がる一方で、「実際にどのようなDXに取り組んでいるのかによって、志望度は変わる」といった指摘も寄せられた。
3割強は就職活動で企業のDXに関する取り組みを重視
就職活動において「企業のDXに関する取り組みを意識する」と回答した学生は35.1%。「デジタル強化は不可欠だと思う」「企業がDX推進にどのように取り組んでいるかを知ることで、企業がどの事業分野を強化しようとしているか推し量れると思う」といった声があった。
7割以上の学生が「DXに関するスキルや知識を身に着けたい」と回答
「DXに関するスキルや知識を身に着けたい」と回答した学生は74.1%。「今後必須のスキルになると思う」「デジタル領域に強いと、仕事の選択肢が増えると思う」といった声が寄せられた。
調査概要
- 調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクト・リクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
- 調査方法:Web上でのアンケート
- 調査期間:2021年8月16日〜2021年9月2日
- 有効回答数:467名
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