AIで熱中症リスクを知らせる労災防止サービス、現場作業員向けに提供開始

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株式会社アドダイスは7月25日、株式会社トライプロに対し、独自の特許技術「SoLoMoN Technology(以下:ソロモン・テクノロジー)」に基づく人工知能「ResQ AI(レスキューAI) 」を活用した、健康を見守り熱中症リスクを知らせる、ドライバー・倉庫作業者など現場作業員のための労災防止サービスを提供開始すると発表した。

年間死傷者数600人超の熱中症

近年の夏季気温上昇やマスク着用により、現場作業員の熱中症リスクは増加する一方だ。

職場における熱中症による死傷者数は、厚生労働省の発表によると過去10年間の平均で死傷者数639人、死亡者数21人。産業別にみると、運送業は建設業、製造業に次ぐ第3位だった。

気づいたときにはすでに熱中症が発生しているケースも多く、業務中にできる対策も限られるため、現場で働く人々の健康をいかに守り、安全に業務に取り組める環境整備ができるかが運輸・運送・倉庫業の課題となっている。

バイタルデータから熱中症リスク​を検出し、本人と管理者に通知

現場作業員の人に、腕時計型バイタル測定機器「ResQ Band」を装着し、バイタルデータを取得する。データをクラウドの人工知能「ResQ AI」に集約、アドダイス独自の技術で解析し、以下のサービスを提供する。

(1)ResQ ヒートスコアによる熱中症予防
バイタルデータから、ResQ AIが熱中症リスクを「ResQ ヒートスコア※」としてスコア化する。危険値を超えた場合、本人および管理者に対して熱中症リスクが高まっていることを即日通知し、対応を促す。
※ResQ ヒートスコアは、今回はβ版での提供。

(2)クラスター対策、健康経営実践、職業寿命延伸
ResQ AIは、皮膚温、血中酸素濃度、心拍数などのバイタルデータを解析し、不調の兆候や異常がある場合は、本人および管理者などにアラートを出し、気づきと早期対応を促す。

クラスター対策はもちろん、体調不良や異常をいち早く警告し行動を促すことで、従業員の健康増進と職業寿命の延伸が望めるという。

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