株式会社アドダイスは7月8日、山梨県中央市、株式会社アルプス、豊前医化株式会社と共同で、健康見守りAI「ResQ AI(レスキューAI)」を活用した実証実験を実施すると発表した。
「ResQ AI」は、皮膚温、血中酸素濃度、心拍数などのバイタルデータから健康状態を「見える化」するAIだ。解析結果に不調や異常がある場合は、本人や管理者などに通知する。病気になる状態(末病)への早期対応や行動の促しなどにより、健康増進、健康寿命の延伸を目指すという。
本実証実験では、対象者が腕時計型のバイタル測定機器「ResQ Band」を装着し、バイタルデータをResQ AIで解析する。
山梨県中央市では、一週間の平均歩数(日)が3000歩以下の方にウォーキングを促すアラートを出すという実験を実施予定。株式会社アルプスと豊前医化株式会社では、従業員の健康意識向上を目指すイベントを実施する予定だ。
健康見守りAI 実証実験イメージ図
それぞれの実証実験の概要は以下のとおり。
- 期間:2022年7月1日(金)〜8月31日(水)
- 自治体:山梨県中央市
- 対象:高齢者、健康に不安を抱える方
- 目的:高齢者福祉増進、健康寿命延伸
- 実施予定イベント:週平均3000歩/日以下の装着者にウォーキング促進をアラート
- 対象:従業員
- 目的:健康経営の実践、クラスター対策、従業員の健康意識向上、健康寿命延伸
- 実施予定イベント:ResQ Band装着者対象に健康イベントを実施
- 実施日:7月15日(金)株式会社アルプス/7月21日(木)豊前医化株式会社
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