りんな新会社、少量の学習データで個性を発揮するAIキャラを作成 法人向け

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新開発のチャットエンジン「Style Transfer Chat」の概要

rinna株式会社は1月25日、会話内容や音声表現をカスタマイズすることで、キャラクター性を持たせたAIチャットボット(AIキャラクター)を開発できる法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform(りんなキャラクタープラットフォーム、RCP)」の新版を発表した。提供開始は2021年春を予定しているという。

「Rinna Character Platform」新版の概要

「Rinna Character Platform」新版は、外部サービスとより柔軟に連携できるようにアーキテクチャを刷新した。自由会話のなかにゲーム機能などを取り入れ、リッチなコミュニケーションができるAIキャラクターをより簡単に開発可能になったという。なお、ゲーム機能などは別途開発が必要になる。

タスク遂行型AIサービスなど、他社のソリューションとの連携も可能。実用的な機能を備えたAIキャラクターを作成することも容易とのこと。従来版に搭載していた不適切な発言を防ぐ機能も引き続き提供する。キャラクターの個性を発揮しながらも、企業が安心してビジネスに利用可能なAIキャラクターを作成できる環境を実現するという。

本サービスは、同社が開発した最新のチャットエンジン「Style Transfer Chat(STC)」を用いて会話機能を実現する。具体的には、作り上げたいキャラクターの性格や口調を反映した少量の学習データを用いて、大規模データから構築した事前学習済みモデルを追加学習することで、STCモデルとする。追加学習により、キャラクターの口調や学習トピックを反映した会話ができるように、AIキャラクターを成長させられる。

現在は2021年春の提供開始に先立ち、RCPのソリューション運用、販売、コンサルティングなどの「Rinna Character Platform」パートナープログラムを用意。1月時点で、株式会社カヤック、株式会社電通がソリューションパートナーとしてプログラムに参加しているという。