7月18日、ソーシャルワイヤー株式会社は、同社が提供する反社チェックツール「RISK EYES(リスクアイズ)」の問い合わせ件数が、2019年5月から6月にかけて対前月比で713%急増したことを発表した。
問い合わせ件数急増の背景には、某芸能事務所の闇営業問題、某信用金庫による反社会的勢力への融資問題などがあると見られる。
5月の問い合わせ19件 → 7月は271件
4月、6月と反社会的勢力に関する報道が続いている。報道の影響を受けて、改めて反社会的勢力リスクへの意識が高まっていると見られる。
実際、「出来るだけ早く反社チェック機能を導入したい」という問い合わせ内容が多いそうだ。問い合わせ件数をグラフで見ると、その状況は明らかだ。
5月の問い合わせ件数
6月の問い合わせ件数
7月の問い合わせ件数はさらに増加し、271件となっている。
AI等で余分な記事を自動排除。反社チェックの工数削減を実現
反社チェックツール「RISK EYES(リスクアイズ)」は、web上のデジタルコンテンツ、新聞記事といった公知情報を用いて、取引先のスクリーニングを行うサービスだ。
スクリーニング項目は以下などだ。
- 反社会的勢力の疑いがあるか?
- 犯罪に関与した疑いがあるか?
- 不祥事を起こした疑いがあるか?
「反社チェックを簡単・スピーディーに」というキャッチコピー通り、チェックの手間、工数削減を実現している。同系列記事のグルーピング表示や、前回チェックした日を記憶しておき、自動で差分検索することなどが可能だという。
また、通常の検索機能で調査を進めると、当然関係のない記事や信憑性の低い情報が多数ヒットする。たとえば、コラム記事、刑事・ヤクザものの映画に関連する情報だ。RISK EYESは、AI(人工知能)の技術を活用し、可能な限りそういった不必要な記事・情報を除外する機能を搭載している。
まずは無料デモからチェックしてみてはどうだろう。