利用者の好みにあった日本酒をAIがオススメするアプリが登場

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株式会社サケアイは2020年5月1日、飲んだ日本酒をもとに利用者に合う日本酒をおすすめするモバイル端末アプリ「Sakeai(サケアイ)」をiOS向けに提供開始した。

株式会社サケアイは、世界の人々が日本酒を愛し、日本酒を最大限楽しめる世の中をつくることを目指して、2020年2月に設立された。

Sakeaiは、こちらのApp Storeからダウンロードできる。
https://apps.apple.com/jp/app/sakeai/id1506030671
※ Google Playは年内公開予定

>> プレスリリース

1万種類以上から好みの日本酒が分かる

日本酒の銘柄は1万種類以上あるといわれ、その中から自分の好みに合う日本酒を探すことは難しく、まだ知られていない日本酒は数多く存在するという。

Sakeaiは、業界最大規模の日本酒データベースを保持し、1万種類以上の日本酒銘柄の情報を閲覧できる。

Sakeaiでは、アプリの利用者が飲んだ酒を記録し、その記録をもとにAIが利用者1人ひとりに合った日本酒をおすすめする。さらには、新潟県限定ではあるものの、該当の日本酒の取り扱い店を表示する機能も備える。

>> プレスリリース

AIを活用して日本酒をオノマトペで分類

日本酒業界では、AIを活用したさまざまな取り組みが実施されている。

Ledge.ai編集部では2019年5月に、YUMMY SAKE株式会社のCCO中島琢郎氏に取材した。YUMMY SAKEは、「『おいしい』の自由市場を作る」をミッションに、データを活用した「味覚の共通言語化」に取り組むスタートアップだ。

中島氏は、言葉では表現しづらい日本酒特有の繊細なニュアンスを、オノマトペで表現することで実現可能な、「誰もが日本酒に親しめる世界」について語った。

YUMMY SAKEは、未来酒店と博報堂アイ・スタジオによる共同研究のもと、AIを活用して日本酒の味に関わる成分を分析し、ユーザーの味覚タイプを12種類に分類した。その味覚タイプを「スルスル」や「アワアワ」といったオノマトペに分類することで、日本酒に詳しくない人や、日本語を話せない人にも、自分の好みを覚えてもらいたいという。

若者の酒離れが叫ばれる昨今、データを活用した味覚分析で、日本酒業界に新たな風は吹くのだろうか。