プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を運営する株式会社SAMURAIは9月16日、プログラミングを未経験から学び副業を始めた男女100名を対象に意識調査を実施し、その結果を発表した。
67%がプログラミングを独学で習得
「プログラミングの副業で必要なスキルをどのように身に付けたのか」との質問には、67%が「独学」と回答。また、「独学したあとにプログラミングスクールを活用」した人が23%、「独学せずプログラミングスクールを活用」した人は10%だった。プログラミングの習得において、「独学」を経験している人は全体の90%となった。
「プログラミング学習を始めてから副業案件を獲得するまでにかかった期間」を聞くと、「4〜6ヶ月」が33%で最も多く、次いで「10〜12ヶ月」が19%、「3ヶ月以内」が16%だった。全体の約半数が、プログラミング学習を始めてから半年以内に案件を獲得している。
副業案件について
「はじめて獲得した副業案件の仕事内容」を聞くと、「Webサイト制作」が最多の65%、次いで「Webアプリ開発」が16%、「Webデザイン」が11%、「コーディング」が8%だった。
「はじめての副業案件をどのような方法で獲得したのか」を聞くと、「クラウドソーシングサイト」が67%、次いで「知人・友人からの紹介」が29%だった。クラウドソーシングサイトが最も案件を獲得しやすいようだ。
報酬について
「はじめて獲得した副業案件の報酬金額」を聞くと、「5,000円〜1万円」が44%で最も多く、次いで「1〜2万円」が21%、「5,000円以下」が20%だった。全体の8割以上が「2万円以下」の報酬金額であることがわかった。
「現在、副業のみで稼いでいる月収」を聞くと、「0〜3万円」が最多の49%、次いで「3〜5万円」が33%、「8〜10万円」が7%だった。全体の約半数が「0〜3万円」の月収であることがわかった。
プログラミングの副業で苦労した点と良かった点
「プログラミングの副業で苦労したこと」を聞くと、「思うように案件を獲得できなかった」が最も多く26%、次いで「安定した収入の獲得」が19%、「報酬単価の交渉」が18%、「本業との両立」が14%だった。案件獲得に苦戦し、思うように収入が得られないことが課題となっているようだ。
「プログラミングの副業を始めてよかったと感じること」を聞くと、多い順に「転職や独立などの選択肢が増えた」が31%、「収入源が増えて生活に余裕ができた」が28%、「自分のペースで仕事を進められる」が18%、「目に見える形で仕事への達成感や自分の成長を感じられる」が16%、「本業にも活かせるスキルが身についた」が7%だった。
本調査の概要は以下のとおり。
- 調査概要:未経験からプログラミングを学び副業を始めた人の意識調査
- 調査期間:2022年8月17日〜8月31日
- 対象者:未経験からプログラミングを学び副業を始めた男女
- 有効回答数:100
- 調査媒体:クラウドワークス
>>ニュースリリース