画像はインタビュー動画より
マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏は、5月16日に放映されたインタビューで「マイクロソフトはOpenAIを支配していない」と述べ、イーロン・マスク氏の主張に反論した。
マスク氏の主張は、ChatGPTを開発したOpenAIにマイクロソフトが数十億ドルを投資したことにより、事実上支配しているというものだ。しかしナデラ氏はこの主張に反論し「小規模企業にもマイクロソフトやアルファベット傘下のGoogleと競争するチャンスは存在する」と強調した。
またナデラ氏は、OpenAIの運営は取締役会がかじ取りしていること、マスク氏が数年前に倫理的な懸念からOpenAIのAI開発を遅らせるよう呼び掛けたことにも触れて批判した。