シャープ、小学校でAI教育を実施 ロボホンのカメラで画像認識を体験

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シャープは2月7日、コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した小学校向けAI(人工知能)教育プログラムの開発を発表した。

東京都小金井市立前原小学校(5年生を対象)で2月10日から3月4日(予定)まで実証授業を実施する。



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AI画像認識プログラムの作成を体験できる

シャープの「RoBoHoN(ロボホン)」(画像は公式サイトより)

実証授業では、ブロック状のオブジェクトの組み合わせで、ロボホンの動作や対話プログラムを作成できるソフトウェア「ブラウザ型プログラミングツール」を活用する。

また、グーグルが提供するディープラーニングフレームワーク「TensorFlow Lite」を本ソフトに組み込むことで、ロボホンのカメラ機能を使ったAI画像認識(ディープラーニング解析)を体験できるそうだ。

児童は、自身の表情や特定の物体などをロボホンのカメラで連続撮影し本ソフトに学習させる。これにより、類似の画像をロボホンのカメラで認識させると、特定の返答や動作をするプログラムを作成できる。また、一連のプログラム作成体験を通して、AIについての理解を深めるとともに、児童自身がAIの利点や課題を考える機会を提供するという。

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2020年度からプログラミング教育が必修化

ロボホンを活用した授業での操作画面イメージ

小学校などでのICT教育はさらなる普及が見込まれている。これは、来る2020年度から全面的に実施される「学習指導要領」によるもので、プログラミング教育が必修化されるなどが理由にある。さらに、同プレスリリースでは政府が策定した「AI戦略2019」では、顕在化するAI人材不足への対応として、学校でのAI教育の必要性が説かれている、としている。

こうしたなかシャープは、小学校におけるプログラミング教育をはじめ、ICT教育の導入を積極的に推進する松田孝氏(合同会社MAZDA Incredible Lab代表/東京都小金井市立前原小学校・前校長)による監修のもと、ロボホンを活用した授業カリキュラムの作成と学習効果を検証していくそうだ。

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