AIで司法試験予備試験のカテゴリを62.4%も予想

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株式会社サイトビジットは8月24日、資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」の人工知能(AI)による試験問題出題予測サービス「未来問」において、2020年度司法試験予備試験短答式試験の解答を予測し、全体のカテゴリ的中率が62.4%を達成したと発表。昨年度より2.4%高い割合になる。



資格スクエアでは、当初は司法試験予備試験 短答式試験が実施される予定だった5月17日に、未来問を活用したオンライン模試を実施し、約800名に受験してもらった。未来問が予測した問題のカテゴリ的中率は、8月16日に実施された本試験で出題された問題と比較し、62.4%を達成した。

未来問は、AIが過去問の出題傾向を学習することで、試験問題を予測できる。予備試験の場合、平成23年度からの法律7科目の過去問題をAIに学習させ、文章分類エンジンで258個のカテゴリに分類。毎年度の出題傾向を学習させ、今年度の出題問題95題を予測する。予想した95題のカテゴリと、本試験で出題された問題のカテゴリが一致した割合を「カテゴリ的中率」と呼んでいる。

AIが試験中のカンニングを自動検知、受験者の不審な動きを見破る

近年、教育分野におけるAI活用は活性化している。

たとえば、株式会社ユーザーローカルは2月18日、試験におけるカンニング対策のために、カンニング自動検知AIの開発を発表した。

ユーザーローカルが開発したのは、ディープラーニング(深層学習)による行動推定技術を使った、受験者の映像から検知した姿勢・骨格・視線などのデータをもとに、不正行為を自動で検知するシステムだ。

視線推定AI・姿勢推定AI技術によって、受験者の視線の異常、頭部や手の動きの異常を検知する。使用方法は、エッジ端末とWebカメラを試験会場に設置するだけ。試験官の「監視する」という仕事を手助けするのはもちろん、不正行為を疑われた受験者をいわれのない疑いから保護するという効果も期待できるそうだ。