「ChatGPT利用実態調査レポート」 人事・採用や人材育成での利用に期待

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株式会社SIGNATEは3月14日、3月7日に実施した「ChatGPTのビジネスにおける活用法と限界」セミナーの参加者を対象とした、ChatGPTの利用実態についてのアンケート調査結果である「ChatGPT利用実態調査レポート」を発表した。

調査結果


「ChatGPTを普段どのくらいの頻度で利用しているか」という質問に対して、回答者のうち71.6%が「ChatGPTを利用している」と回答し、週1日以上利用していると回答した回答者は合計で62.6%となった。また、「ChatGPTを利用していない」と回答した28.4%の回答者も、「今後利用したいと考えている」と回答した。


ChatGPTの利用頻度で「ChatGPTを利用していない」と回答した人に利用していない理由を尋ねると、約20%が会社からChatGPTの利用が禁止されているためと回答した。


普段からChatGPTを利用している人に対して、ChatGPTの利用用途を聞くと、回答者の35.0%が「アイデア提案」、24.7%が「データの収集」で利用していると回答した。また、今後利用したい用途としては、「ドラフト作成」や「プログラミング」などで利用したいという回答が上位となった。


ChatGPTの利用シーンを尋ねると、現在の利用シーンでは「業務全般」「調査・企画」での利用が20%以上となった。一方で、今後の利用シーンでは、50.9%が「データ分析」で利用したいと回答。また、同社が実施したセミナーで、ChatGPTの利用シーンを具体的に想起できるよう具体例をあげたレクチャーを実施した。そのため、現在はほとんど利用されていない「人事・採用」「人材育成」で今後利用したいという回答が大きく伸長した。

【調査概要】
・調査期間:2023年3月7日~3月9日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:「ChatGPTのビジネスにおける活用法と限界」セミナーアンケート回答者
・有効回答数:377名

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