2023年GWの渋滞予測を競う。データ分析コンペティション「渋滞予測チャレンジコンテスト」開始。

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株式会社SIGNATEは2023年1月26日、データサイエンスプラットフォーム「SIGNATE®」にて、東日本高速道路株式会社(以下NEXCO東日本)と東京大学大学院情報学環主催のデータ分析コンペティション「渋滞予測チャレンジコンテスト」を開始すると発表した。

コンペティション概要

渋滞予測チャレンジコンテスト
高速料金・ルート検索データを活用した高速道路の渋滞予測高度化への挑戦

課題:
モデリング部門:高速道路(関越道・館山道)における渋滞の有無を1時間毎に予測するアルゴリズムを作成し、2023年4月1日~5月7日の指定日の渋滞を予測
アイデア部門:高速道路をテーマとした、データを活用した新規サービスの提案

主催:NEXCO東日本、東京大学大学院情報学環
副賞:
【モデリング部門】精度賞:1位 40万円, 2位 25万円, 3位 10万円/モデリング賞:25万円
【アイデア部門】グッドアイデア賞:20万円 × 2
参加資格:コンペティション参加規約及び特約事項に同意した方
応募期間:2023年1月25日(水) – 2023年3月31日(金)
サイト :https://signate.jp/competitions/932

開催背景

NEXCO東日本がより安全・安心な交通の未来を作るために取り組んでいることの1つに渋滞予測がある。渋滞に関する研究は、発生原因・緩和の方法などが見つかっているものの、予測を行う実務では長年の経験に則した予測を行っているという。

そこで今回のコンテストでは、ビッグデータを活用した渋滞予測の精度向上を目的とし、革新的なデータ分析事例・アイデアを募集するとのこと。

モデリング部門では、トラフィックカウンターによって計測される速度や交通量のデータのほかに、今回はルート検索データ(NEXCO東日本HP「ドラぷら」で、ユーザーが出発・到着インターチェンジを選んで高速料金・ルートの検索を行った結果のデータ)を利用し渋滞を予測する。同データを活用した新規サービスを提案するアイディア部門も同時に行われるという。

株式会社SIGNATE
DXにおける人材不足という社会課題の解決をめざすベンチャー企業。約84,000人(2023年1時点)のAI/データ分析人材が登録する国内最大のデータサイエンスプラットフォーム「SIGNATE®」とデータサイエンススキルが学べる「SIGNATE Quest」を運営し、企業・行政機関とのマッチングを通して個人に対し「成長」と「活躍」の機会を提供する。

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