月2万円で3密対策 地域中核病院でエッジAIとCO2センサー活用

このエントリーをはてなブックマークに追加


社会医療法人石川記念会HITO病院(愛媛県四国中央市、以下 HITO病院)は、新型コロナウイルス感染対策として「CO2濃度 可視化・通知統合システム」を今月から運用開始した。アステリア株式会社が開発・販売するIoT統合ソフトウェア「Gravio」と同社のCO2センサーを導入し、計測結果から「密」状態を見える化する。

HITO病院はこれまでも地域開業医とカルテ情報の共有やオンライン診療開始など、地域のニーズに合わせてICTを活用してきた。待合室など院内施設の3密対策も進め、カメラ画像による推論も検討したが、医療機関としてのプライバシーを配慮すると導入に踏み切れずにいた。しかし、目視での監視は限界があったという。

今回アステリアから提案を受け、HITO病院は「CO2濃度 可視化・通知統合システム」を採用。CO2センサーの計測値が基準を超えた(密状態)ときにLEDライトで警告を発令、CO2が適切な値になるまで換気を実施する、という仕組みを整えた。院内のネットワーク環境に影響を与えないよう、データ送出には無線を利用している。Gravio Standardプランを利用し、月額利用料は2万円(税別)。

Gravioによるデータをもとにした解析(可視化、異常値の検知)。院内ノートPCでデータ収集、解析ができる

今後もHITO病院では引き続き「CO2濃度 可視化・通知統合システム」とベルを活用し、必要に応じて外来患者に移動を依頼するなど、3密を回避できるような取り組みを進めていくとのことだ。

>>プレスリリース