スマートアグリが農業を変える!最新事例に学ぶ『農』のイノベーション

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おはようございます。アズマです。

2014年から安倍内閣指導のもと三大メガバンクが『6次産業』に向けての投資ファンドを設立したことから加速したスマートアグリ。

スマートアグリ(先進技術を使って農業の生産性を高める)はいったいどれくらいの成果がでているのでしょうか?

今回はスマートアグリによるイノベーションをご紹介したいと思います。

完全IT化したハウス農家。売り上げはxx年でxx倍

トマト

スマートアグリによって完全IT化されたビニールハウスで作られるトマトやパプリカは

  • 土の代わりに人工繊維を使用し1日60回自動で殺菌した水を与える
  • 光合成が最も活性化する外気の2倍以上のCO2濃度に調節

といった理想的な環境下で24時間育てられているそうです。

さらに環境を自動制御することによりトマトやパプリカを縦に高く伸ばすことができ、6メートルの高さのビニールハウス(通常のビニールハウスの約2倍)をつくり面積当たりの収穫量がなんと従来の3倍になったんだとか。

台風の影響を受けやすい場所では6メートル級のビニールハウスはコスパなどなど……難しいようですが、少ない面積で縦に効率よく収穫する”縦型農業”は近代農業のキーワードのひとつです。

ある農家では最初1ヘクタールから始まり数年で52.5ヘクタールまで拡大。現在売り上げは46億円以上にもなるそう。

そして農業にもかかわらず仕事の大半はPCで行われています。今後、リモートでも本格的に農業ができる時代がくるのは明らかです。

『ちょっと田んぼ見に行ってくる』が無くなる

ドローン

米作りのキモは水位調節と言われています。嵐が来ているのに『ちょっと田んぼ見に行ってくる』なんて話もよく聞きますよね。毎日、朝夕。水位を調節し水の入れ替えをする。これはかなりの重労働です。

現代ではスマートアグリによって水位を見張るセンサーと自動水門開閉ロボットを使って水位調節することにより米農家の負担がかなり減ったそう。

さらに現在は開発中らしいのですが、reactiveがドローンを自動で飛ばして水田の画像を収集し画像からAI(人工知能)が作物の量や質、害虫の有無を判断するといったような開発をおこなっているようです。

実現すれば労働対価が合わないといわれる米作りの負荷が軽減されるのでぜひ頑張ってほしいな、と。

作業時間を23%削減するスマートアグリ

イチゴ栽培のスマートアグリでは日光や二酸化炭素の量によってハウスの窓が自動で開いたり水まきをしたりしてくれるそう。たしかにこれも便利なのですが

実はイチゴ栽培でもっとも大変なのは『収穫』とのこと。収穫期間は5ヶ月以上。1000㎡にかかる収穫時間は約2000時間にもおよび、米収穫の70倍もの作業時間がかかるそう。これはイチゴ栽培全体の23%にもなるそうです。

そこで活躍するのが、画像でイチゴの成長を判断し出荷できるイチゴだけを収穫するロボット。

先進技術で時短することによって、より1日を有効活用することができるようになる良い例だと思います。

まとめ

いくつかのスマートアグリ事例をご紹介しましたが、スマートアグリの導入がゴールではありません。すでにスマートアグリを導入している企業では”先進技術を導入し使った経験をパッケージ化し販売”したり”ビックデータとして販売”したりしているそうです。

『まず誰よりも早くやる』そして『その経験を活かす』というのが成功企業のパターンだなとあらためて思います。

自社にある技術やデータベースは使い方により『6次産業』にとって大きな存在となるかもしれません。

ではでは。