ソフトバンクグループ、総額8200億円の融資を打診 調達資金はAI企業投資のビジョン・ファンドに

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画像はソフトバンクグループ 2021年3月期 決算説明会より

ソフトバンクグループ株式会社が取引銀行団に総額75億ドル(約8200億円)の融資を打診した、と米ブルームバーグが現地時間6月8日に報じた。調達資金はAI(人工知能)企業への投資で知られる「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」にあてると見られる。

ソフトバンクグループは5月12日、2021年3月期 決算説明会のなかで、純利益が4兆9880億円と過去最高額を記録したことを正式に発表した。日本企業の利益としても過去最高と報じられている。好調の理由はソフトバンク・ビジョン・ファンドのAI企業への投資によるものが大きい。

ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員の孫正義さんはソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資について、「同じ投資会社でも一時的な博打のような、相場が『下がった』『上がった』と一喜一憂するような、そういったものではなく、AIを使って新しいビジネスモデル、新しいテクノロジーで産業を再定義するような会社をどんどん生み出します」と語っていた。

今回の融資は顧客の資金調達ニーズに対し、複数の金融機関が協調融資団(シンジケート団)を組成し、同一条件、同一契約書で融資を実行する「シンジケートローン(協調融資)」形式で、アレンジャーにみずほ銀行を選定した。融資の返済原資にはソフトバンクグループ傘下の英アーム(Arm)の売却資金を充当するという。

>>米ブルームバーグによる報道

>>株式会社みずほ銀行「シンジケートローン」