ソフトバンクグループ、日本企業2社目に投資 孫正義さんの言葉が着実に

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画像は2022年3月期 第2四半期 決算説明会より

ソフトバンクグループ株式会社は、AI(人工知能)企業への投資で知られる「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」において、月間400万人以上が利用するスニーカー&ハイブランドC2Cマーケットプレイス「スニーカーダンク(SNKRDUNK)」を運営する株式会社SODAへの資金調達を主導した。調達額は非公開である。SODAが12月2日に発表した。

今回の資金調達は、第三者割当増資(シリーズD)によるもの。ソフトバンクグループによる日本企業への投資はバイオベンチャー企業であるアキュリスファーマ株式会社に続く2社目である。

ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員 孫正義さんは11月8日、2022年3月期 第2四半期 決算説明会の質疑応答のなかで、日本企業への投資について、こう語っていた。

──ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員 孫正義さん

「ぜひ日本企業への投資を増やしていきたい。3000社ぐらいの会社をパイプラインとして常にディールフロー(投資機会の流れ)を見ているが、あまりにも日本企業が少なすぎる。かねてより私も残念だと思っていた」

「すでに2号の会社とは具体的な投資の条件、手続きを進めている最中だ。2号は必ず近いうちに登場する。他にもいくつかまさに検討中の会社があるので、これから日本の銘柄も徐々に増えていくと信じている。ぜひわれわれも応援していきたい。心から願っている」

孫正義さんが述べていた2号がSODAを指していたかは定かではないが、今回の投資の背景には孫正義さんによる「あまりにも日本企業が少なすぎる」現状への不満と、「日本の銘柄も徐々に増えていくと信じている」という日本企業への期待が込められていると考えられる。

SODAは今回調達した資金により、AIを活用したロジスティクスに積極的に投資する。そのほか、シンガポール・オーストラリア・香港などのアジア市場獲得、国内事業の拡大および強化、真贋(しんがん)鑑定、カスタマーサポートにもあてるという。

SoftBank Group マネージングディレクター(前Softbank Investment Adviserマネージングパートナー)である松井健太郎さん、SODA代表の内山雄太さんによるコメントは以下のとおり。

──SoftBank Group マネージングディレクター(前Softbank Investment Adviserマネージングパートナー) 松井健太郎さん

「スニーカーやストリートウェアはファッションアイテムとしてだけではなく、投資対象となるポップカルチャーの一部やアート作品としての要素を持ち始めています。SODAは市場でのポジショニングおよびAIによる高い鑑定能力を持ち、今後拡大していく日本のハイエンド二次流通市場において最適なポジションを築いていると考えています。取扱カテゴリ、海外展開、販売チャネル等、SODAには大きな可能性があると感じています。内山代表含むSODAチームとのパートナーシップを組めることを楽しみにしております」

──SODA代表 内山雄太さん

「国内事業の加速および市場拡大のため、ヤフー、LINE、PayPayをはじめとするソフトバンクグループ様と連携できることを非常に楽しみに思っています。また、シンガポール、オーストラリア、香港などのアジア展開も進んでおり、引き続き韓国を中心に展開するKREAMとも連携し、アジア市場獲得を進めていきます。今回のラウンドにて、既存投資家であるSoftBank Ventures Asia様を中心にお力添えをいただき、心より感謝申し上げます」

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