ソフトバンク、AIや5Gなど取り扱うDX体験型施設を本社内に開設「設備や仕掛けをふんだんに用意した」

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3面スクリーンを使用したプレゼンテーションが可能なエリア「Square」

ソフトバンク株式会社は6月1日、企業によるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを加速することを目的とした最新ソリューションの体験型施設「Executive Briefing Center(エグゼクティブ・ブリーフィング・センター)」を本社内に開設した。ソフトバンクによる招待制の施設だ。

スクリーンが開いて、さまざまなソリューションを紹介する展示エリア「Experience」に移動できる

デモンストレーションの一例:5Gの低遅延を体感できるロボットアームによる遠隔操作

本施設では、AI(人工知能)やIoT、5G(第5世代移動通信システム)などを活用したさまざまソリューション、スマートシティに関するソリューション、各産業のデジタル化に活用できるソリューションなどを展示したり、デモンストレーションしたりする。

ソフトバンクやグループ会社、パートナー企業が提供する50以上のソリューションを常時展示しており、専任のスタッフが個別の企業の課題に応じたソリューションや最新の活用事例、ソフトバンクが取り組むDXや働き方改革の取り組みなどを紹介する。

会議室「Boardroom」

展示エリアの紹介内容をもとに、ソフトバンクの担当者と各種ソリューションを活用した取り組みの実現性や効果について意見交換できる会議室を設置した。企業が抱える課題解決や新たな価値創出に向けた具体的な施策につなげることを目指すという。

ラウンジ「Lounge」

新施設では何気ない会話から新たな発想を生むための仕掛けとして、意見交換の合間に利用できるラウンジも用意した。

ソフトバンク株式会社 エグゼクティブブリーフィングセンター センター長の多田彰氏は、公式動画のなかで新施設にて実施するプログラムについて、「エグゼクティブ・ブリーフィング・プログラムとは『最新デジタル技術の事例紹介』に加えて、お客さまの事業の未来への道筋を議論するプログラムです。具体的にイメージするための設備や仕掛け、そういったものがふんだんに用意されています」と説明している。

【「Executive Briefing Center」概要】
・所在地:東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー 18階(東京都港区)
・施設面積:約1076平方メートル
・開設日:2021年6月1日

>>ニュースリリース

ソフトバンク副社長「日本は先進国とは言えない」データ活用を批判

ソフトバンクは6月1日に実施した法人事業説明会のなかで、これまで同社はスマホやタブレットなど通信事業を展開してきたが、今後は企業や自治体などのDXの推進事業に転換していくことを明らかにした。

ソフトバンク株式会社 代表取締役副社長執行役員 兼 COOの今井康之氏は、日本のデジタル化の現状について「今、日本はデータを活用する部分においては先進国とは言えない状況です」と日本のデジタル化の現状を批判し、「ソフトバンクはそれを一気に打開していくことを担っていきたいと思っています」と意気込みを述べている。

今回、ソフトバンクが「Executive Briefing Center」を開設したことは、通信事業からDX推進企業に転換する同社の意気込みを現していると言えるだろう。今後の発表にも注目したい。