ソニーが新組織「Sony AI」を設立、“食”領域での活用を狙う

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ソニーは11月20日、日米欧グローバルに拠点を置く新組織「Sony AI」の設立を発表した。

Sony AIでは、ソニーグループのもつイメージング&センシング技術、ロボティクス技術や映画・音楽・ゲームなどのエンタテインメントの資産を掛け合わせ、すべての事業領域における変革と、新たな事業分野の創出に貢献することを目標としている。将来的には、ソニーの事業ドメインの枠を超え、世界規模の課題解決に対する貢献へとつなげていくことも目指している。

フラグシップ・プロジェクトは、ゲーム、イメージング&センシング、ガストロノミー(食)の3領域。注力分野にガストロノミーを挙げた理由について編集部がソニーに対し取材したところ

「ガストロノミーは、非常に広範なマーケットであり、“食”という人類にとって不可欠な領域。ソニーは『クリエイティビティとテクノロジーで世界と感動で満たす』を“食”という世界で実現することを目指して検討をすすめる。我々はクリエーターに近づくという視点で、シェフのクリエイティビティを拡張する目的で、AIとロボティクスを活用することを考えている」(ソニー広報担当者)。

なお、ガストロノミーについては、今年3月に“新しい可能性”としてAI×ロボティクスのプロジェクトを開始していた。

一方で、ソニーグループが抱えるゲーム「PlayStation」、スマートフォン「Xperia」、デジタル一眼カメラ「α」シリーズへの展開などについては、具体的な回答は得られていない。

ソニーは今後、プロジェクトの具現化や研究の推進に向け、世界中からAIリサーチャーやAIエンジニアを招へい・採用していく。