ソニーがスマートホームサービス「MANOMA」を発表。Alexaを搭載し新たな体験を提供する

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ソニーネットワークコミュニケーションズが、生活空間の新たな体験価値を提供するスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」を発表しました。

「MANOMA」は人に寄り添うスマートホーム

今回発表された「MANOMA」は、従来のスマートホームで提供されていたセキュリティ、オートメーションといった機能に、新たに「ニューライフスタイル」を加えて提供するスマートホームサービス。

IoTデバイスなどの最先端機器が日常生活に取り込まれ、生活の利便性が上がる一方で、ハイテク感を求めるあまり、本当に安らげる場所からは遠ざかっているように思える昨今。

MANOMAは、決して家族の暖かみを害することなく、日常生活に溶け込むことができると、執行役員の渡辺氏は語ります。

――渡辺(執行役員)
「MANOMAの名前の由来は『そのまま』。生活空間の新たな体験価値を提供し、家族に寄り添った形で自然に溶け込めることをコンセプトとしています。音声操作やセンサーを用いることで、わざわざ歩いて機器を操作したり、スマホを頻繁に操作しなければいけない不満を解消しています。

寄り添うこと・自然であること・シンプルであることにこだわり、製品やテクノロジーが主張しすぎないようにしています」

新しい技術を取り入れることで家をハイテクな空間にするのみではなく、利便性を上げ、かつ落ち着いた空間を作っているようです。Amazon Alexa搭載のAIホームゲートウェイがスマートホームハブ機能を司り、下記の製品をコントロールするとのこと。

  • 室内コミュニケーションカメラ
  • 開閉センサー
  • Qrio Smart Tag
  • Qrio Lock
  • Qrio Hub

スマートホームの「監視されている感」を減らす

室内にカメラがあると監視されている感じがしますが、MANOMAでは、「監視されている感」への対応も考えられています。

――岡村(IoT事業部門スマートホームサービス部チャネルセールス課 課長)
「室内コミュニケーションカメラにはレンズカバーがついており、家族のプライバシーを保護しています。家族の在宅時にはレンズカバーが閉まり、全員外出時は自動的に開いて撮影・録画がおこなわれます。

ただ“撮影していない”というだけでなく、“物理的に遮断されている”ことで監視されている感覚を抑えています」

住人が家に誰もいないときに窓が開くなどの異常を検知すると、AIホームゲートウェイが警戒音を鳴らし、即時にスマートフォンに通知する仕組みも。ユーザーはスマホで室内カメラを確認やして警備会社を呼ぶことができるため、いざというときも安心です。

「監視されている」感覚よりも、「家を見守ってくれている」感じがします。

――岡田
「また、オートメーションの領域では、帰宅・外出状況を室内のコミュニケーションカメラの人感センサで読み取り、外出中の人に知らせることができます」

音声操作によりドア・窓の開閉状況を確認することができるので、朝バタバタしてドア・窓を閉めたかどうか不安なときも、音声操作なら時間がかからず確認でき、安心して外出できます。

また、MANOMAは

  • 家事代行
  • ハウスクリーニング
  • ペットサービス
  • 介護
  • 宅食サービス

といったさまざまなサービス事業者と連携しており、MANOMAアプリを通じて解施錠することができるため、外出時にもサービスを受けることができます。

MANOMAは生活空間を一からデザインする

MANOMAでは、ただスマートホームデバイスを取り付けるだけでなく、生活空間を一からデザインすることを考えているよう。今までは既存の家とは切り離されて考えられていたスマートホームサービスとは一線を画しています。

MANOMAにおいて必須となる技術が、音声認識や画像認識などのAI技術とセンサー。技術の進化により、音声認識や画像認識、センサーの精度上がったからこそ、可能になったといえるでしょう。

今後気になるのは、スマートホームサービスで得られるユーザーの生活に関する膨大なデータをどのように活かすかという点。

――渡辺
「プライバシーの面には十分考慮しますが、もしデータの利用がユーザーの利便性を高めるなら、将来的に利用することも考えられます。」

データを利用することで、屋内にいる人物の行動のクセに合わせてマーケティングを打つこともできそう。これからも生活空間の新たな体験を提供するスマートホームに注目です。