総務省への来省者を対象とした体温測定にはAI技術が使われている

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日本コンピュータビジョン株式会社は4月28日、AI顔認識技術を活用した高速体温測定システムを、総務省(中央合同庁舎第2号館、総務省第2庁舎)へ納入したことを発表した。

このシステムは、来省者を対象に実施する体温測定を効率的に実施することを目的にしている。

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0.5秒で±0.3度の精度で体温を測定

日本コンピュータビジョン株式会社が提供する顔認証・体温測定ソリューションは、マスクを着用したままでも認証可能だ。提供開始以降、公共施設や病院、オフィスビルなどに導入されている。

総務省では、顔認証・体温測定ソリューションのうち、体温測定機能を活用している。

体温測定機能は、赤外線カメラによって、対象者と1.5メートル離れた距離からでも、0.5秒で±0.3度の精度で体温を測定する。また、来省者の体温異常を検知した際は、管理者に即時通知を送信することも可能だ。

なお、総務省では体温測定のみに日本コンピュータビジョン株式会社のソリューションを活用しており、顔認証による入館管理は使っていない。

総務省は、体温測定の取り組みを通じて、省内における感染リスクの低減対策を実施していく。日本コンピュータビジョン株式会社としても、今回の取り組みで得たノウハウをもとに、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症の予防や施設の運営管理に貢献すべく、オフィスやイベント会場、空港、学校などへの導入拡大を図っていく。

ちなみに、日本コンピュータビジョン株式会社はソフトバンク株式会社の子会社だ。

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3密を避ける取り組み、AIで混雑状況の確認も

新型コロナウイルスへのAIを使った取り組みは、我々の生活にも好影響を与えそうだ。

生活必需品を扱うスーパーやドラッグストアなどの小売店では、新型コロナウイルス感染拡大防止のために避けるべき密閉・密集・密接の「3密」が発生しやすい現状があった。しかし、店舗の混雑状況は実際に店頭へ行かなければ分からないという課題があった。

そこで、株式会社バカンは4月27日、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなどの小売業種向けに、店舗の混雑状況や待ち人数をリアルタイムで確認できるサービス「VACAN(バカン)」を今後提供し、あわせて加盟店の一般募集を開始すると発表した。

VACANでの店内の混雑状況の確認は、AIやIoTを活用してカメラやセンサー、Web待ち列サービス、手押し式のボタンなど、店の状況に合わせた方法で検知する。混雑状況データはVACAN上だけでなく、各店のWebサイトやアプリにも連携して表示できる。

VACANでは混雑状況にくわえ、そのお店がソーシャルディスタンスの確保や消毒など、どのような感染防止対策をしているか確認できるようになる予定だ。