島根県出雲市の浸水状況をAIで解析 発生から10分以内に浸水推定マップを作成

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株式会社Spectee(スペクティ)は7月13日、人工知能(AI)技術を活用し、島根県出雲市で2021年7月12日に発生した河川の氾濫による周辺地域の浸水状況に関するシミュレーション地図を作成したと発表した。

島根県出雲市周辺の3D浸水推定図(2021年7月12日)- SNSの投稿画像をもとにAIで解析して作成

島根県出雲市周辺の浸水推定図(平面版)(2021年7月12日)- SNSの投稿画像をもとにAIで解析して作成

スペクティはAIを用いて、SNSに投稿された画像や河川カメラ・道路カメラの映像から浸水した場所や深さを自動的に割り出し、降水量、地形データなどと組み合わせて統合的に解析することで、氾濫発生から10分以内に浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示する技術の開発を進めている。被害が進行した場合の予測値や予想最大被害範囲など、浸水による被害を多角的に可視化することを目指しているという。

7月12日に発生した島根県出雲市を流れる稗原川(ひえばらがわ)で発生した氾濫は、出雲市内の各地で浸水・冠水による被害をもたらした。今回、スペクティは現在開発中のリアルタイム浸水推定技術を用いて、浸水の推定範囲および深さ解析し、2Dと3Dの地図上にシミュレーションした。なお、図は本技術にもとづいた推定値である。現在、本技術の開発と並行して精度を検証している。

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