ニュースに留まらない情報提供、論文配信で情報収集のワンストップ化を加速

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ストックマーク株式会社は2023年1月10日、最先端の自然言語処理技術を活用した組織的情報収集サービス「Anews」にて論文配信の開始を発表した。

国内外約3万5千サイトの膨大な情報から、AIが組織や業務に合わせて必要な情報を届け、組織の情報感度を高める情報収集サービス「Anews」は、ユーザー行動に基づくAI推薦や同僚が活用している論文の通知により、有益な論文との出会いをサポートする。製造業の技術者などがこれまで発見できなかった、あるいは時間がかかっていた論文探索の課題解決につながるという。

論文配信の特徴

最新論文が自動で届く
業務に必要な論文を確認する作業は、各論文掲載サイトを跨いで検索する必要があり、日々大量の論文が公開される中では、タイムリーに自身の業務に関連する論文を発見し、活用することは多くの技術者の悩みの種となっていた。
同機能によりキーワードを設定するだけで、500以上の学術雑誌やプレプリントサーバーがワンストップで定期配信される。

有益な論文や有識者に気づける
日々、大量の論文が公表される中で、活用目的とは合致しない論文も多い。
同機能では、ユーザーが普段から活用している論文をAIが分析し、合致度が高い論文を上位に表示し、同僚や社内の有識者が活用している論文も確認できる。そのため見逃した論文や意外な論文の発見、特定領域の有識者の発見につながる。

情報をワンストップで確認できる
情報の信頼性や収集時間の効率化から、自身の情報収集範囲を絞ってしまう傾向にあるユーザーは多い。同機能によって、最新技術のニュースと論文をワンストップで確認でき、個々の情報では得られなかった気づきを提供し、新しい価値を生み出すための着想を促す。普段、論文を読みなれないユーザーにも、ニュースの延長線上で幅広い情報を手軽に見るきっかけを提供する。

今後は、自然言語処理技術の力を活用し、論文の推薦精度の向上や関連論文の推薦などを提供することで、個人では気づけなかった有益な論文を届けていく予定とのこと。

>>>ニュースリリース