Study-AI株式会社は3月19日、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する「E資格」の難易度調査の結果を発表した。調査期間は3月12日~3月17日。調査対象は2021年 第1回 E資格の受験者68名(合格者58名/不合格者10名)。調査方法はアンケート調査(択一選択式およびテキスト記載)。
主観的な難易度を聞くと、「想定よりやや難しかった」は38.24%、「想定通りだった」は33.82%、「想定よりやや簡単だった」は13.24%、「想定よりかなり難しかった」は8.82%、「想定より簡単だった」は5.88%。
「難易度が近しいと思う試験を選択してください」と聞くと、「応用情報技術者試験」は39.71%、「この一覧より難しい」は26.47%。E資格の難易度の高さがうかがえる。
「あなたの勉強時間を教えてください」という質問には、「100時間〜200時間」が45.59%で最多。そのほか、「200時間〜300時間」は42.65%、「300時間〜500時間」は8.82%、「700時間〜1000時間」は2.94%だった。
「もし高校2年生が受験した場合の所要時間」を聞くと、「300時間〜500時間」が36.76%で最多。続いて、「200時間〜300時間」は26.47%、「500時間〜700時間」は17.65%、「1000時間以上」は10.29%、「700時間〜1000時間」と「100時間〜200時間」は4.41%だった。
また、E資格の難易度については「大学受験で関関同立(※関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の略称)レベル」「応用情報処理よりもかなり難しい印象です。情報処理安全確保士程度の難易度があります」「数学的なバックグラウンド(理解)をもっていないと、学習に時間がかかると思います。他の試験より、覚えるより考える試験となります」などのコメントがあったという。
>>ニュースリリース
2021年第1回「E資格」合格率は78.44%、10代や60代の合格者も
なお、日本ディープラーニング協会は3月12日、2021年 第1回 E資格の合格率が78.44%だったと発表している。そのほか、詳細は以下の記事をチェックしてほしい。