サブウェイ、AIで表情からオススメのメニューを提案 注文時間を短縮

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画像はサブウェイ公式サイトより

日本サブウェイ合同会社と沖電気工業株式会社(OKI)は8月6日まで、ディープラーニング(深層学習)を用いて、人の自然な表情や振る舞いから潜在的な感情を推定できる「AIを用いた感情推定技術(感情AI技術)」を活用した「提案型注文システム」の実証実験を実施する。対象はサブウェイ渋谷桜丘店。

「提案型注文システム」は、OKIの接客支援ミドルウェア「CounterSmart」に搭載した感情AI技術の1つである「興味・関心推定技術」を用い、セルフ注文端末のカメラから得た表情データと視線センサーから得た視線データから、独自のアルゴリズムで顧客の興味・関心が高そうな「オススメ」メニューを提案する。

メニュー選択の迷いを解消することに加え、注文の仕方がわからないことによる顧客の焦りや緊張の緩和、注文時間の短縮とスムーズな注文による店舗スタッフの生産性向上とストレス軽減などが期待できるという。

本実証実験では、実験に同意した顧客に実際に注文をしてもらい、その使用感をアンケートで収集し、サブウェイの注文スタイルに不慣れな顧客でも容易に、かつ非接触操作で安心して注文ができるかを検証。1人あたりの接客対応時間の短縮など、効率化も検証する。

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