誤差は5%程度、AIで自動車の落札価格を予測「現状のやり方では限界が来る」

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セカンドサイト株式会社は6月23日、新生銀行グループの昭和リース株式会社と共同で、人工知能(AI)を活用したオークションでの自動車の落札価格予測モデルの実証実験を実施したと発表。限られたデータのなかでも落札価格の誤差が5%程度に収まることが確認できたという。

現在、自動車の落札価格や残価の予測はさまざまな情報を手作業で集め、担当者の経験・ノウハウ・勘に頼っている状況という。セカンドサイトは今後のビジネス拡大に向けて、「そのような業務のやり方では、いずれ業務の量・質ともに限界が来ると考えられます」と指摘している。

今回、セカンドサイトは昭和リースが保有するデータや担当者のノウハウなどから、落札価格率や残価率を予測するAIを構築し、1年後から数年後の残価を算出する仕組みを構築した。実証実験ではAIを活用することで、早く正確に価格や残価を予測し、当該業務の効率化・機能強化を図ることが可能かを検証した。

その結果、「スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)」を対象とした検証では、約半数の自動車の落札価格率の誤差が5%未満に収まるとわかった。今後は対象とする車種を拡大し、実証実験では使わなかったデータを取り込むことで、さらなる効率化・高度化を支援する予定としている。

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