高輪ゲートウェイ駅に無人AI決済店舗が出店予定、まずは交通系IC支払いに対応

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12月3日、株式会社TOUCH TO GO(タッチ トゥ ゴー)は、2020年春に開業する山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内に、無人AI決済店舗の第一号店「TOUCH TO GO」をオープンすると発表した。なお、TOUCH TO GO社はJR東日本スタートアップ株式会社とサインポスト株式会社の合弁会社だ。

TOUCH TO GOは、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗。12月3日の発表時点では「決済方法は交通系ICでのみ」と明かされた。ただし、順次クレジットカードやそのほかの電子マネーなどにも対応予定とのこと。

店舗では、入店した客と、手に取った商品をリアルタイムでカメラなどによって認識する。決済エリアに客が立つと、タッチパネルに商品と購入金額が表示される。客は出口のタッチパネルの表示内容を確認し、交通系ICで支払いするだけで買い物ができるのだ。

一号店となる高輪ゲートウェイ駅内の店舗は、「ラボ」として位置付けられる。この店舗運用で得たノウハウを、多くの小売業界が抱える労働力不足や、地域店舗の維持などの課題解決に向けて展開していく狙いだ。

無人AI決済店舗の開発は、JR東日本グループとサインポストで、過去2度にわたり実証実験し、実用化に向けて商品認識の精度向上などを進めてきた。

2018年12月には、東日本旅客鉄道株式会社も含めた3社で、JR赤羽駅にてAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」の実証実験をしていた。赤羽などでの実証実験をふまえ、いよいよ高輪ゲートウェイ駅で本格稼働する。

写真は赤羽駅での実証実験のもの


ユニクロなどではRFIDタグで無人レジ

身近な無人レジといえば、ユニクロやGUで導入されている「RFIDタグ」を使ったシステムだろう。欲しい商品をカゴに入れ、レジ下にある読み取り機にセットすれば、カゴ内の商品と金額がレジに表示される仕組み。

RFIDタグは、非接触でタグ内の情報を読み取ることができる。また、複数の商品を一斉に認識できるため、カゴに大量に衣服を入れてもスムーズに対応可能なのも特徴だ。

これまでは「無人レジの実証実験」というニュースがいくつかあったものの、いよいよ本格導入となる。うまくいけば人手不足問題の解決に大きく貢献しそうだ。

>> プレスリリース(PR TIMES)