システム開発の若手社員に「AI研修」を開始 3年で120人のAIプランナーを育成

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株式会社TKCは1月19日から、スキルアップAI株式会社の協力を得て、AI(人工知能)の基礎知識や活用方法を学ぶ社内研修を開始した。

主な受講者は、システム開発部門などから選抜した若手開発職社員である。本研修を通じて、半年間で20名ずつ、3年間で合計120名のAIプランナー(社内のAI活用を企画・推進できる人材)を育成する計画だ。

本研修は、1回約40時間の研修を半年ごとに実施する。主な研修カリキュラムは「データサイエンス基礎技術」「ビジネスの現場でAIを活用するためのアイデア想像力」「AIを活用したプロジェクトを企画するための基礎知識」「DXの事例学習」の4つ。

「データサイエンス基礎技術」では、データサイエンスの基礎技術や、データサイエンスを取り巻く社会的背景、ビジネスに活用するための考え方を幅広く身に付ける。

「ビジネスの現場でAIを活用するためのアイデア想像力」では、ビジネスにおけるAI活用に必要な知識を、さまざまなワークを通して体系的に学ぶ。

「AIを活用したプロジェクトを企画するための基礎知識」では、AIの本質を捉えた企画力やAIプロジェクトにおける適切な見積もり、プロジェクト推進の基礎力を身に付ける。

「DXの事例学習」では、さまざまなDXの事例をもとに、「DXとは何か」という本質的な理解からDXを推進するための具体的な手法を学習する。

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