フォロワー数水増しに終止符か?AIがインフルエンサーの不正を検出するサービスが登場

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インフルエンサーの影響力を活用して、自社の商品・サービスの広告宣伝を行うインフルエンサーマーケティング。昨今、Web担当者、マーケ担当者の間で注目を集めているマーケティング手法の1つだ。

そんなインフルエンサーマーケティングに変革が起きようとしている。

フォロワーの水増しをAIで検出

SNSデータやインフルエンサー分析事業を展開する株式会社misosil(ミソシル)が、AIを使った「インフルエンサーの不正チェック機能」をSNS分析ツール「Tofu Analytics」のオプションとして提供を開始した。

これにより、フォロワーを購入し、フォロワー数を水増ししているインフルエンサーの不正や、不正インフルエンサーを使ってキャンペーンを行っている企業を検出できるようになった。

主に過去の不正アカウントのデータを学習することで、フォロワーに占めるおおよその水増し率がわかるそう。過去のインフルエンサーの分析データをストックしているmisosilならではの取り組みである。

フォロワーの売買はもう通用しない?

インフルエンサーマーケティングは、SNSが普及した今、多くのフォロワーを持つ一般人に宣伝・拡散してもらうマーケティングである。効果的に商品やブランドに対する認知や購買意欲を効果的に向上させることができる手法だ。

しかし、近年代理店をはじめとしたマーケティング担当者のリテラシー不足の影響で、フォロワー数至上主義的なインフルエンサー起用キャンペーンが横行している。その結果、実態のない海外アカウントやbot等をフォロワーとして購入し、フォロワー数を水増しすることで仕事をもらおうとする不正インフルエンサーが増えているのだ。この点はNHKも先日報じている。

インフルエンサーがフォロワーを水増しすることで、企業は想定した効果が得られないばかりでなく、インフルエンサーの先にいる一般消費者が騙されてしまう可能性もある。

このような背景から、企業が事前にインフルエンサーのフォロワーをチェックすれば未然にインフルエンサーの不正を防げる可能性が高いと考え、AIを応用した独自の不正検知ロジックを開発したそう。

AIにより、不正インフルエンサーを使ってキャンペーンを実施している企業は、今後どんどん淘汰されていくのではないだろうか。健全なインフルエンサーマーケティングが普及していくことに期待だ。

Source:フォロワー数を水増ししているインフルエンサーや不正インフルエンサーを使ってキャンペーンを実施している企業を検知する「不正チェック」サービスをリリース