AI・IoT先端テクノロジーと鉄道の融合?東急電鉄が目指すこれからの鉄道サービス

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東京急行電鉄株式会社(通称 東急電鉄)は、2018年3月に中期3か年経営計画を発表、「鉄道に、イノベーティブなアイデアを。─ Make the Sustainable Growth」をスローガンにAIやIoTといった最先端テクノロジーを活用した新たなサービスの検証、既存のサービスの改善、実用化に向けた実証実験に取り組むことを発表しました。

テクノロジーにより、事故の未然防止や早期復旧、鉄道サービスはどのように向上していくのでしょうか。

最先端テクノロジーが事故の未然防止や早期復旧を解決する

東急電鉄はすでに、運行管理や設備点検、顧客サービスといった業務の中に、スマートカメラや3Dセンサー、ARグラス、ドローンといったさまざまな最先端技術を導入しています。

特に、鉄道を運行するうえで切っても切り離せない問題である「事故」を、テクノロジーの力で未然に防ぎ、仮に起こったとしても早期に復旧できるよう目指すといいます。

すでにAIやレーザースキャナーを導入、線路への転落防止も

2018年8月より東急田園都市線の鷺沼駅に、駅構内のカメラから得た情報で、線路へ転落する人を自動検知して通知する「転落検知支援システム」を導入したり、トンネル内の計測作業に、レーザースキャナを利用し3次元座標データを自動取得できるシステムを利用しています。

またAIを活用し、電気設備の検査効率化やクオリティ向上などを目指す実証実験も開始しています。

従来の業務が最先端テクノロジーにより着実に変わり始めている

東急電鉄は、設備トラブル時の復旧の後方支援をするARデバイスや、車両の搭載機器と鉄道設備の状態を監視する装置の導入、またロボット・ドローンなどを利用しケーブル類を扱う作業や、高所での点検作業の負担を軽減するよう取り組みを進めていくといいます。

膨大な数の点検が必要である鉄道の設備、従来の方法では非効率ですが、一定期間ごとの点検ではなく、常に設備を監視する方法に変えることで、大幅な業務効率化に繋がります。

ディープラーニング、機械学習によるモビリティ革命は、我々の生活に直結する領域。AIによってどのようなアップデートされていくのか、引き続き追っていきます。