請求書の振込業務に面倒を感じている方は多いだろう。この業務もAIで自動化されそうだ。
株式会社mofmofは2019年7月18日より、自然言語処理AIを活用した振込業務自動化サービス「Toriders(トリダース)」 の事前登録、先行資料配布を開始した。
Toridersは、管理画面から請求書ファイルをアップロード、もしくはメールを受け取るだけで、自動的に請求書の振込先口座情報をデータ化し、全銀フォーマットなど簡単に一括振込できる形式にするサービスだ。
これまで数日かかっていた振込業務をたった10分に短縮し、振込業務、経理業務の効率化とコスト削減を実現する。
請求書から必要な情報をAIが自動で判断、オンラインバンクから振込処理
Toridersで使われている技術は、自然言語処理だ。請求書から振込に必要な情報をAIが自動で判断して取得してくれる。
そのデータを元にRPAなどを活用し、オンラインバンクから振込処理する仕組みだ。
料金体系はこちら。
- フリープラン
月額:無料
請求書枚数:20枚 - ライトプラン
月額:3,000¥
請求書枚数:100枚 - プロフェッショナル
月額:10,000¥
請求書枚数:500枚
Toriders搭載機能は以下だ。
- 請求書解析:バラバラなフォーマット請求書を読み取って、明細や日付、入金先口座情報を自動的に抽出します。
- 請求データチェック、編集機能:抽出された結果を目視でチェック・修正できる機能を提供します。
- 請求データCSV出力:オンラインバンクや、会計システムにインポートするためのCSVファイルをボタン一つで出力します。
- 全銀フォーマット対応:多くの金融機関やシステムが対応している全銀フォーマットに対応することで様々なシステムと連携できます。
- RPA連携:UiPathなどに代表されるRPAツールで使用できるToridersモジュールを開発して、RPAでの自動化処理のパイプラインとして利用いただけます。
- API:既に利用されている会計システムやワークフローに柔軟に連携できるように、解析処理や請求データのAPIを提供します
デモ動画も公開されている。
RPA連携やAPI連携が可能なため、既存システムや既存業務フローに柔軟に対応できるのは魅力的だろう。また、現段階で搭載されていない機能についても、相談、個別カスタマイズで対応可能だという。
source:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000013715.html