丸亀製麺のトリドールHD、DX推進でデータ分析基盤を移行 目的は「店舗サービスの最大化」

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画像は「丸亀製麺」公式サイトより

「丸亀製麺」「丸醤屋」「コナズ珈琲」などで知られる株式会社トリドールホールディングス(トリドールHD)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進のためにクラウドデータ分析基盤として「Qlik Sense」を導入した。サービス提供元のQlikが5月27日に発表した。

トリドールHDは経営戦略の一環として「DXビジョン2022」を策定し、2020年4月から本格的にDX推進の取り組みを開始している。2021年4月には、経営ビジョンの策定やDX戦略・体制の整備などの取り組みにより、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」の認定を取得した。

トリドールHDは、DX推進の序盤で自社サーバー、データセンターのクラウドへの移行を完了し、現在はすべての業務について柔軟な運用が可能なサブスクリプション化を進めているという。一方で、トリドールHDは本格的なDX推進を開始する以前の2012年に、店舗戦略を支えるBIツールとして「QlikView」の利用を開始していた。

今回、導入した「Qlik Sense」は、サブスクリプション化の一環としてデータ分析基盤をSaaSに移行するとともに、最新のアクティブインテリジェンス、すなわちリアルタイムデータから得られる最新のインサイトによる意思決定にもとづき、すぐに行動を促す態勢を実現するために採用決定にいたったという。

株式会社トリドールホールディングス 執行役員 CIO(最高情報責任者)兼 BT本部 本部長の磯村康典氏は、今回の発表に際して、「飲食業である当社が一番注力して価値を最大化する必要があるのは店舗のサービスであり、その実現こそがDX推進の究極の目的です」とDXについて言及する。

続けて、同氏は「Qlikのデータ分析基盤は、販売データ分析だけでなく社員の労務管理や教育進捗(しんちょく)管理なども包括することで、当社の全ビジネス分野をデジタル的に強化し、成長を支えてきました。今回Qlik Sense採用により業務のSaaS化を進め、より柔軟な運用が可能となることで、目的実現に向けたDX推進の一層の機動力となることを期待しています」とコメントした。

クリックテック・ジャパン株式会社 カントリーマネジャーの今井浩氏は「Qlikのプラットフォームを活用してアクティブインテリジェンスを実現することが、トリドールHD様のDX推進を支援していることをうれしく思います。今後、Qlik Senseのリアルタイム機能やセルフサービス機能の活用により、飲食業の根幹である店舗を支えるビジネスプロセスの最適化を図り、目的の実現、さらには企業価値向上に資することができるよう、サポートを継続する所存です」と述べる。

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