社会に受け入れられ、必要とされるAIとは? 東芝がAI技術セミナー開催

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株式会社東芝は11月28日に、オンラインセミナー「サステナブルな社会へ、どうAIを活用する?予測・最適化AIが解く、エネルギー分野の課題」を開催する。講演は「エネルギー分野に限らず、幅広い領域の方々にご満足いただける内容を目指している」とのことで、社会に必要とされるAIをつくり、受け入れられる仕組みづくりに触れるという。

持続可能な事業を実現するためにAIをどう活用するか?

世界中で温室効果ガス(GHG)の抑制が急がれるなか、150ヶ国以上がカーボンニュートラルを宣言し、目標年を設定している。

現在は国家単位でなく、企業単位でも社会や顧客に選ばれ、持続可能な事業を実現するためのAI活用を考えていく必要がある。「Artificial intelligence and the circular economy」を2019年に発表したエレン・マッカーサー財団は、グーグル、マッキンゼーとともに「AIは循環型経済への移行を促進する」と、AIのビジネス導入を主張している。

適用範囲が広い予測・最適化AIの最新事例を紹介

今回のセミナーでは適用範囲の広い「予測・最適化AI」を取り上げ、エネルギー分野での最新事例を紹介する。たとえば、同社のAIによる発電予測AIによる、電力需給調整や、工場・プラントの最適化制御などが実現可能だという。

セミナー概要

開催日時:2022年11月28日(月) 10:30~12:00(予定)
開催場所・会場:オンライン
参加費:無料

以下、セミナーの詳細を記す。

東芝AI技術セミナー開催にあたり ~カーボンニュートラルと最適化技術~

東芝は、“人と、地球の、明日のために。”を実現するために、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーに取り組んでいます。工場・プラントなどの設備からくるデジタルデータを積極的に利用し、最適化制御によって、効率的な運用を行うCPS(サイバー・フィジカル・システム)の実現にさらに貢献したいと考えています。ここでは、カーボン・ニュートラルに貢献する事業としてVPP(バーチャル・パワー・プラント)の位置づけと、各種予測・最適化AI技術について簡単に紹介させていただきます。

堀 修
株式会社 東芝 執行役員
研究開発センター 首席技監
AIーCoEプロジェクトチーム リーダー

再生可能エネルギーの普及へ、東芝だからできること ~AI活用で拓く豊かな未来~

カーボンニュートラル実現へ向けた東芝の取り組みに、VPP(バーチャル・パワー・プラント)があります。VPPは、再生可能エネルギーなどの分散する「電源」、蓄電池などの「ストレージ」のデータを収集し、必要に応じて機器を制御する仕組みです。このVPPのノウハウを基に、東芝は、「複数の再生可能エネルギーを束ね、発電予測や市場取引を代行するサービス」を始めました。太陽光発電などハードの知見がある東芝ならではのシステム・AIの活かし方、事業展開の方向性、お客様の便益を中心にご紹介します。

金子 雄
東芝エネルギーシステムズ株式会社
エネルギーアグリゲーション事業部 エネルギーIoT推進部 エキスパート

AIは、どう発電量をよみ、電力取引の戦略をたてるのか ~最新の予測・最適化AIとは~

前の講演でご紹介する再生可能エネルギー事業では、いかに発電量を精度高く予測し、どのような戦略で市場取引するかが問われます。この「再生可能エネルギーを束ね、電力市場に売って収益を上げるサービス」に資するのが、発電量予測AIと市場取引最適化AIです。再生可能エネルギーは気象条件などによって発電量が変動し、さらに電力市場の価格も需給バランスに応じて変動するので、そういった不確定な条件下でどう意思決定するかは非常に難しい課題です。その課題を技術の視点で整理し、解決するために開発した技術の特徴・強みについてご説明します。

吉田 琢史
株式会社 東芝
研究開発センター
知能化システム研究所 システムAIラボラトリー フェロー

注意事項

参加には事前の申し込みが必要だが、当日でも参加可能
詳細や事前登録はホームページまで
https://go3.global.toshiba/event-AI/221128.html