AI関連の特許出願件数 世界3位の東芝「2022年頃までに2000人規模のAI人材を確立したい」

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株式会社東芝 研究開発センター 知能化システム研究所 所長の西浦正英氏、株式会社東芝 執行役員 首席技監の堀修氏(左から順に)

株式会社東芝は3月23日、同社の人工知能(AI)技術について取り扱う東芝技術サロン「東芝が誇るインダストリアルAI」を開催し、東芝が手がけるAI関連の特許出願件数はIMBとMicrosoft(マイクロソフト)に次ぐ世界3位で、日本国内では1位であると明らかにした。

東芝は1950年代からすでにAI技術の研究を開始しており、「郵便番号自動読取区分機」「日本語ワープロ JW-10」「自動運転用の画像認識プロセッサー Visconti」など、さまざまな場面でAI技術を活用してきた。



株式会社東芝 執行役員 首席技監の堀修氏は、同社の特許取得について「特許の範囲は画像、音声、音響、テキスト、時系列データ解析と、幅広くカバーしているところが特徴です」と語る。

最近では、同社が手がけるAI技術としては、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の感染拡大を受け、需要が高まったと言える人物の混雑度を計測できるAIが挙げられる。

株式会社東芝 研究開発センター 知能化システム研究所 所長の西浦正英氏は、本AI技術に関して「既存技術は処理時間がかかって(平均推定誤差が)13.7%でしたが、今回われわれが開発したものは処理時間が0.3秒で、CPUだけでも人の混雑具合を十分に処理できるという結果を得ています」と話した。

株式会社東芝 執行役員 首席技監の堀修氏は、今後ますます重要度が増すと考えられる同社のAI人材について、同社は歴史的にAI研究者が多く、現在も1000人規模のAI人材がいると語った。また、今後のAI人材の育成および採用については「だいたい2022年までには、2000人規模のAI人材を確立していきたいと思っています」と述べている。